...禁苑(きんゑん)の月冴(さ)ゆとても...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...入るべからざる禁苑に入り込んで...
野村胡堂 「踊る美人像」
...まことに罪深い禁苑の果物だつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兵士を集めて吹上の禁苑に召し...
福沢諭吉 「帝室論」
...禁苑奥深く入ればあるいは緑にあるいは赤に身を飾った幾十個の建物...
柳宗悦 「民藝四十年」
...右手の吹上の禁苑の中から...
柳田国男 「雪国の春」
...喪の禁苑(きんえん)をゆるがすと共に...
吉川英治 「三国志」
...曹操が生きてゆくほど大になろう!」秘勅(ひちょく)を縫う一禁苑(きんえん)の禽(とり)は啼いても...
吉川英治 「三国志」
...すでに禁苑(きんえん)の一劃(かく)とおぼしく...
吉川英治 「新・水滸伝」
...御所の禁苑まで伺候した範宴は...
吉川英治 「親鸞」
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