...そうだ」野呂はぴょこんと飛び上って...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...ぴょこんとお辞儀(じぎ)をして...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...思わず松永博士にぴょこんと頭を下げた...
大阪圭吉 「三狂人」
...もう一度ぴょこんと頭を下げた...
大阪圭吉 「花束の虫」
...ぴょこんと頭をさげた...
太宰治 「姥捨」
...ぴょこんと出て来た...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...とぴょこんとお辞儀をして素直に受け取り...
太宰治 「パンドラの匣」
...その「へい」と一緒にぴょこんと道阿弥は首を上げた...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...ぴょこんと頭をさげた...
壺井栄 「二十四の瞳」
...樹の頂上からぴょこんと空中へ今正に飛び出した所だと云ったような剽軽(ひょうきん)な恰好をしている...
寺田寅彦 「札幌まで」
...急にまたぜんまい人形みたいにぴょこんと跳ねあがる...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...これからあなたの黒馬は百倍の力になりますよ」ぴょこんと不格好なおじぎをして...
豊島与志雄 「天下一の馬」
...ぴょこんぴょこんはねながらいった...
新美南吉 「うた時計」
...すると おもしろいことに くさのやまから ぴょこんと ちゃいろい こみみのさきが とびだしているのが みえるのです...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter おおくぼゆう やく 「ばにばにきょうだいのはなし」
...ぴょこんぴょこんと跳(は)ねるような恰好(かっこう)をして昇ってゆくのが認められた...
堀辰雄 「美しい村」
...こんな家の裏手にぴょこんと八百屋が一軒あるきりなんて云うのはおかしいと思って...
堀辰雄 「晩夏」
...ふたたびぴょこんと立ちあがった...
本庄陸男 「白い壁」
...ぴょこんとお辞儀をしていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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