...足はつかれてびっこをひいていました...
ストリンドベルヒ August Strindberg 有島武郎訳 「真夏の夢」
...跛(びっこ)どころかの――軽うて...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...びっこで、鼻(はな)くたの、薄気味悪いお客さまだ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...跛者(びっこ)と一緒に学芸会へ出るのは恥ずかしいと言ったではないか!「僕...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...しかたなしに跛(びっこ)をひきながら往った...
田中貢太郎 「続黄梁」
...李剛は跛足(びっこ)を引き...
林不忘 「安重根」
...またその皮肉な老人が自分のそばをびっこひいて通りながら...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それまでなやんで来た跛(びっこ)の上に...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...急に跛足(びっこ)を引きずってこの家を出かけました...
中里介山 「大菩薩峠」
...二米友は例の通り跛足(びっこ)を引いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...米友は跛足(びっこ)の足を引摺って出かけました...
中里介山 「大菩薩峠」
...跛(びっこ)の剽軽(ひょうきん)な豆八は...
火野葦平 「花と龍」
...びっこをひきながら教室へ入って来て...
三木清 「読書遍歴」
...ジョウはびっこのマーチおばさんの世話をしますが...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...「これから夫人がたのお招きにはわたくし必ず伴(つ)れていって頂きましてよ」「――びっこでもよければね」「仰しゃいまし...
山本周五郎 「いさましい話」
...跛行(びっこ)をひきひき歩く良人の姿も...
吉川英治 「黒田如水」
...足も跛行(びっこ)の小男が...
吉川英治 「新書太閤記」
...跛行(びっこ)をひいて歩いている原惣右衛門が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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