...暗がりにそれと判るほどびっこを引いて居るのだ...
梅崎春生 「日の果て」
...あの一寸びっこを引く歩き方は...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...しかもそれをやられた馬は軽い跛(びっこ)を引き出すけれど...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...あの子供は跛足(びっこ)だね」それは撞木杖(しゅもくづえ)を左の脇の下にあてがって...
中里介山 「大菩薩峠」
...跛足(びっこ)に申し分もなし...
中里介山 「大菩薩峠」
...米友もそれと一緒になって跛足(びっこ)を引きます...
中里介山 「大菩薩峠」
...急に跛足(びっこ)を引きずってこの家を出かけました...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかも跛足(びっこ)なのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼の跛足(びっこ)の足の一方に...
中里介山 「大菩薩峠」
...軽い跛(びっこ)を引く恰好などは...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...跛(びっこ)の幇間(たいこもち)が一人...
火野葦平 「花と龍」
...その上跛(びっこ)で...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...章介(その弟少し跛足(びっこ))章介勿論(もちろん)嬉しくないことはありませんよ...
森本薫 「女の一生」
...恋の相手はびっこに限るというイタリアの諺(ことわざ)が出て来るからにすぎない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...三年まえに右足の脛(すね)を骨折して跛(びっこ)になった...
山本周五郎 「花も刀も」
...「あぶない」官兵衛は跛足(びっこ)だ...
吉川英治 「新書太閤記」
...すこし跛行(びっこ)をひく気味で...
吉川英治 「宮本武蔵」
...跛足(びっこ)をひき...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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