例文・使い方一覧でみる「ひょろり」の意味


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...ひょろりと立っていたので...   ひょろりと立っていたのでの読み方
アンデルセン 楠山正雄訳 「影」

...一よろけ、ひょろりとして、「――一段と烏帽子が似合いて候――」とすっくり立った...   一よろけ、ひょろりとして、「――一段と烏帽子が似合いて候――」とすっくり立ったの読み方
泉鏡花 「薄紅梅」

...時々病人の部屋が寂(しん)とするごとに、隣の女連の中へ、四ツ這(ばい)に顔を出して、(死んだか、)と聞いて、女房のお増に流眄(しりめ)にかけられ、(まだか、)と問うて、また睨(ね)めつけられ、苦笑いをしては引込(ひっこ)んで控えたのが――大先生の前なり、やがて仏になる人の枕許、謹しんで這って出て、ひょいと立上って蛍籠を外すと、居すくまった腰が据(すわ)らず、ひょろり、で、ドンと縁へ尻餅...   時々病人の部屋が寂とするごとに、隣の女連の中へ、四ツ這に顔を出して、と聞いて、女房のお増に流眄にかけられ、と問うて、また睨めつけられ、苦笑いをしては引込んで控えたのが――大先生の前なり、やがて仏になる人の枕許、謹しんで這って出て、ひょいと立上って蛍籠を外すと、居すくまった腰が据らず、ひょろり、で、ドンと縁へ尻餅の読み方
泉鏡花 「婦系図」

...モオニングのひょろりとしたのが...   モオニングのひょろりとしたのがの読み方
泉鏡花 「怨霊借用」

...ひょろりと出てくるといったような風情は...   ひょろりと出てくるといったような風情はの読み方
上村松園 「女の話・花の話」

...ひょろりひょろりと前屈みに歩いて行くんです...   ひょろりひょろりと前屈みに歩いて行くんですの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「耳香水」

...ひょろりと伸びた幾筋かの蔓があって...   ひょろりと伸びた幾筋かの蔓があっての読み方
豊島与志雄 「白藤」

...細い烟出(けむだ)しが一本ひょろりと立っている低い瓦(かわら)屋根と...   細い烟出しが一本ひょろりと立っている低い瓦屋根との読み方
永井荷風 「監獄署の裏」

...ヴァレンシアは南米航路の汽船でもっているような港だが、そこに住んでいる一婦人が、外港の波止場で、ひょろりとした、斜視(すがめ)の、新聞の人相書で読んだグランヴィルにそっくりの青年に出逢った...   ヴァレンシアは南米航路の汽船でもっているような港だが、そこに住んでいる一婦人が、外港の波止場で、ひょろりとした、斜視の、新聞の人相書で読んだグランヴィルにそっくりの青年に出逢ったの読み方
久生十蘭 「悪の花束」

...庄兵衛がひょろりと紛失してしまった...   庄兵衛がひょろりと紛失してしまったの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...まるで病上(やみあが)りの権八のような恰好で木枯(こがらし)といっしょにひょろりと舞いこんで来た...   まるで病上りの権八のような恰好で木枯といっしょにひょろりと舞いこんで来たの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...ひょろりの松五郎...   ひょろりの松五郎の読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...忍ぶようにひょろりと入って来たのが...   忍ぶようにひょろりと入って来たのがの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...門の中からひょろりと出てきた二十二三の優形(やさがた)の男...   門の中からひょろりと出てきた二十二三の優形の男の読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...ひょろりと戸外(そと)へ飛び出していってしまった...   ひょろりと戸外へ飛び出していってしまったの読み方
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」

...ひょろりと入りこんでは...   ひょろりと入りこんではの読み方
久生十蘭 「我が家の楽園」

...ひょろりと背の高いのが...   ひょろりと背の高いのがの読み方
火野葦平 「花と龍」

...「はははは、意気地なしめ……」対手(あいて)が逃げても、新九郎はまだ血刀をぶら下げたまま、ひょろりひょろりと四、五間歩きだしていると、後ろから水を浴びせるような声で、「寄れい!」騎馬の侍が鞍つぼから呶鳴りつけた...   「はははは、意気地なしめ……」対手が逃げても、新九郎はまだ血刀をぶら下げたまま、ひょろり、ひょろりと四、五間歩きだしていると、後ろから水を浴びせるような声で、「寄れい!」騎馬の侍が鞍つぼから呶鳴りつけたの読み方
吉川英治 「剣難女難」

「ひょろり」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ひょろり」


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