...ぱっぱと蓮葉(はすは)に足を運んでいた...
徳田秋声 「あらくれ」
...お島はぱっぱと金や品物をくれてやるのが...
徳田秋声 「あらくれ」
...「好い気になって余りぱっぱと使うなよ」お島が方々札びらを切って...
徳田秋声 「あらくれ」
...ほうきの先でぱっぱとごみをたてる流の掃き方はいけません...
羽仁もと子 「女中訓」
...夏になるとあっぱっぱと云うのが流行りますが一風景です...
林芙美子 「着物雑考」
...ぱっぱと唾を反(そ)っ歯(ぱ)の合間から撥きだしながら...
本庄陸男 「白い壁」
...金のぱっぱと出入する東京には...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...ぱっぱとしまいのほうを読んで行った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...何ごともざっくばらんにぱっぱとやってのける癖がついていた...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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