...秘中の秘事にずばりっと図星を指されたのには...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...ばさっと音がし、ばりっと破けて、凧はぐらりとかたむきました...
豊島与志雄 「椎の木」
...厭(いや)な献身でなければりっぱな献身ではない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...見ればりっぱな男である...
夏目漱石 「三四郎」
...数えどし十九と云えばりっぱな家中の若ざむらいであった...
本庄陸男 「石狩川」
...ばりっという音とともに水けむりをたて...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...個別的に見ればりっぱな人の多い時ではあるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...表から見ればりっぱな町屋であるが...
柳田国男 「雪国の春」
...郷士といえばりっぱにさむらいでとおる...
山本周五郎 「日本婦道記」
...そのねばりっ気が恐ろしい...
横光利一 「夜の靴」
...その通りに申しておこう』『すべては、もはや、これだっ』大事の瓦解(がかい)を眼にも見よとばかり、憤りをこめて、持っていた朱盃(さかずき)を、ばりばりっと、膝の上で握りつぶした...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...ばりっと寂(しずか)な夜気をやぶって...
吉川英治 「親鸞」
...何か、竹の竿みたいな物に、膝をかけたのであろう、ばりっと、細竹の折れるような音がした...
吉川英治 「親鸞」
...「こいつめ」ばりっと...
吉川英治 「宮本武蔵」
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