...ぼく聞いたんです」「ばかばかしい...
海野十三 「少年探偵長」
...全くばかばかしいの一語につきますよ...
海野十三 「地球要塞」
...ばかばかしい嘘言である...
太宰治 「一歩前進二歩退却」
...ばかばかしいのを通り越して腹が立ちます...
太宰治 「黄村先生言行録」
...ばかばかしい行為である...
太宰治 「乞食学生」
...ああ、何もかも、ばかばかしい...
太宰治 「走れメロス」
...すぐに東京から駈けつけ、大喜びのふりして、お父さん、そんないい山を持っていながら、なぜ僕にいままで隠していたのです、そんないい事あるんだったら、僕は、学校なんか、ばかばかしい、どうか学校よさせて下さい、こんな家、売りとばして、これからすぐに、その山の金鉱しらべに行こう、と、もう父の手をひっぱるようにしてせきたて、また、わたくしを、こっそりものかげに呼んで、お母さん、いいか、お父さんは、もうさきが長くないのだ、おちぶれた人に、恥をかかせちゃいけない、とわたくしを、きつく叱りました...
太宰治 「火の鳥」
...明日(あす)礼に往く」彼はあまりばかばかしいので...
田中貢太郎 「雀が森の怪異」
...作品がたまらなくばかばかしいものであることを知った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ばかばかしいと気付いても...
豊島与志雄 「立枯れ」
...ばかばかしいと思いますけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...ばかばかしい間違いだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...ばかばかしい夢...
林不忘 「あの顔」
...ここではばかばかしいような考えのことをいっているんですよ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...ばかばかしいことはみんな忘れてしまったら...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...ばかばかしい...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...これは誰が考えてもばかばかしい...
山本周五郎 「おれの女房」
...「こんな石をささげているのはばかばかしいではないか...
和辻哲郎 「ベエトォフェンの面」
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