...行手は峡(はざま)になっている...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...彼の姿も見ないで彼の狭間(はざま)に相次いで倒れた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...岩角のはざまにはさまって眠っているのですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...山腹をうねつて行くと所々山のはざまを漏れて日光が路傍の草村へきら/\と射してることがある...
長塚節 「旅の日記」
...人生の二つの段階のはざまであるそこに...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...※(はざま)ノ間...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...半三郎はざまをみろと思いながら...
山本周五郎 「あだこ」
...狭いはざまの岩蔭で...
山本周五郎 「山彦乙女」
...左の峡間(はざま)は「かんば沢」に...
山本周五郎 「山彦乙女」
...館(たち)の高楼(こうろう)であり武者長屋(むしゃながや)であり矢倉(やぐら)の狭間(はざま)であり...
吉川英治 「神州天馬侠」
...田楽狭間(でんがくはざま)の丘陵...
吉川英治 「新書太閤記」
...いつも桶狭間(おけはざま)のようには行かないものであると...
吉川英治 「新書太閤記」
...狭間(はざま)でべつな声がした...
吉川英治 「新書太閤記」
...大手の狭間(はざま)から二...
吉川英治 「新書太閤記」
...こうべ狭間(はざま)で...
吉川英治 「新書太閤記」
...関(かか)わりもないことじゃに』彼が櫓の狭間(はざま)に顔をだした時...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...狭間(はざま)に...
吉川英治 「日本名婦伝」
...深く切れ込んだ峡間(はざま)の底に...
若山牧水 「渓をおもふ」
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