...仕事も珍しくはきはきできるし...
有島武郎 「或る女」
...はきはきとした声でいった...
海野十三 「太平洋魔城」
...」いつもに似ず言葉の調子がはきはきしていた...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...そうはきはきとは質問に応じないで...
谷崎潤一郎 「細雪」
...はきはきした素朴さだった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...はきはきしてるがぎごちなく...
豊島与志雄 「鳶と柿と鶏」
...ちと旅行でもして判然(はきはき)したらよかろうと申しましてね――でも...
夏目漱石 「虞美人草」
...はきはきと気がすすまなかった...
水野葉舟 「帰途」
...しかもはきはきせずという工合でした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これをはきはきと言っておしまいになることもできぬ弱い御性質であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...非常にお内気で思うことをはきはきとお告げになることもおできにならずに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...はきはきした物言ひに馴れてゐるが...
室生犀星 「巷の子」
...「あたし父よりも母に似ているらしいんです」と云って娘は微笑した、「――父は温和しい一方でしょ、母のことはほんのうろ覚えなんですけれど、父の話やなんか思い合わせると、気の強い、はきはきした、どっちかというと派手好きな性分だったようですわ」本所清水町で寺子屋を始めたのも、おせいが父にすすめたのだし、二年そこそこで病気が再発しても、おやめなさいとは云わなかった...
山本周五郎 「さぶ」
...はきはきとしたなかに温かい包容力をもった婦人だった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...お石ははきはきした子だった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...はきはきした彼女には...
山本周五郎 「山彦乙女」
...話すとはきはき発音する槙三の態度を...
横光利一 「旅愁」
...はきはきせぬやつじゃ...
吉川英治 「新書太閤記」
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