...のんべんだらりと日を暮してゐたのである...
芥川龍之介 「東京小品」
...のんべんだらりで附いているはさらに嫌なり...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...ホテルの二階にのんべんだらりとしているわけにも往かないから...
谷譲次 「踊る地平線」
...のんべんだらりと坐つてゐるよりも歩いた方がたしかに身心をやしなふ...
種田山頭火 「其中日記」
...のんべんだらりと...
中里介山 「大菩薩峠」
...のんべんだらりとして宿屋の飯を食っていることに生活の空虚を感じ...
中里介山 「大菩薩峠」
...一生をのんべんだらりと暮らしてしまった男である...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...のんべんだらりと...
前田河広一郎 「ニュー・ヨーク 『青春の自画像』より」
...私はのんべんだらりとしていたかい?」ドミトリーには...
宮本百合子 「「インガ」」
...のんべんだらりとしていられると...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ユリもそうのんべんだらりとしていられないね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...爺さんがいつまでものんべんだらりとしていて話をはこぼうとはしないので...
矢田津世子 「神楽坂」
...のんべんだらりと待っている奴が間抜けというものだ...
吉川英治 「親鸞」
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