...今度(こんど)は猫(ねこ)の方(ほう)が...
ハンス・クリスチャン・アンデルゼン Hans Christian Andersen 菊池寛訳 「醜い家鴨の子」
...ねこのような動物です...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...ねこにしてはすごい顔をしています...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...しかたなしに体を起して長火鉢(ながひばち)の猫板(ねこいた)の上に乗っているマッチを持ち...
田中貢太郎 「黄燈」
...猫(ねこ)自身は何も意識していないかのように見える...
谷崎潤一郎 「細雪」
...しかしそう云う条件があったからこそ大事な猫(ねこ)を渡してやったのに...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...彼はねこに近づくと...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...桃太郎が生まれなかったらそのかわりに栗から生まれた栗太郎(くりたろう)が団子の代わりにあんパンかキャラメルを持って猫(ねこ)やカンガルーを連れてやはり鬼が島は征伐しないでおかないであろう...
寺田寅彦 「さるかに合戦と桃太郎」
...シラーのほうには猫背(ねこぜ)の女がただ一人番していました...
寺田寅彦 「先生への通信」
...それが「猫(ねこ)」の寒月(かんげつ)君の講演になって現われている...
寺田寅彦 「夏目漱石先生の追憶」
...彼らは猫(ねこ)が鼠(ねずみ)に戯れるように...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ねんねこんぼは赤ンぼのこと)お腹が空いた雨降りや冷たい風吹きや 寒いピヨツピヨツピヨツ親鳥や来ないお腹(なか)が空(す)いたピヨツピヨツピヨツ蝶々のお家蝶々のお家(うち)は菜の花つづき菜の葉の中をちら ちーらと菜の葉の上をひら ひーらと蝶々は毎日帰つていつたとんぼとんぼ来い来い釣瓶(つるべ)にとまれ井戸の釣瓶は日が永い...
野口雨情 「未刊童謡」
...猫板(ねこいた)の上に頬杖を突くのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...又ホウオウエンヤなどきねこさ祭 まら祭などいふ所もある尻振り祭 豐前井出浦うなごじ祭 三州牛窪一二...
柳田國男 「祭禮名彙と其分類」
...猫岳(ねこだけ)という珍しい形の山があります...
柳田國男 「日本の伝説」
...女性の臀部(でんぶ)と猫(ねこ)の鼻も土用の三日だけはあたたかい(失礼)...
山本周五郎 「青べか物語」
...ねんねこの掛襟(かけえり)を掛けながら泣いて居たのも鏡子だつたのである...
與謝野晶子 「帰つてから」
...ただねこのソネートカの奴がとても上等な靴下を売りたがってるんでね...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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