例文・使い方一覧でみる「にらんで」の意味
スポンサーリンク...しきりに振りつつにらんでいる... 
井上円了 「おばけの正体」
...器械だけが本船の進路にあたる海面をにらんでいるのです...
海野十三 「海底大陸」
...部下のこの危（あやう）いありさまをにらんで...
海野十三 「怪塔王」
...四つの目でにらんでいるほうが...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...いつまで窓をにらんでいたって逃げだせっこはないんだよ...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...じっとその方をにらんでいます...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...前には千の目がにらんでいて...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...と唇を輕くかんで弟をにらんでやつたのである...
太宰治 「思ひ出」
...どつしりと四方をにらんでゐるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...天井をにらんでゐる光景は一寸嬉しい...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...レッジポイントにあるとにらんでいる...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...平原の一角から時雲の去来をにらんでいた...
吉川英治 「三国志」
...「下郎っ」はったと、にらんで...
吉川英治 「私本太平記」
...小気味（こきみ）よげに三人をにらんでいた伴天連風（バテレンふう）の怪人（かいじん）は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...まだ何も見えない姉川の一水（いっすい）をにらんでいる...
吉川英治 「新書太閤記」
...早くも腹の中ではにらんでいる...
吉川英治 「新・水滸伝」
...虚空をにらんで念仏をとなえておりました」三なんにもいわなかった...
吉川英治 「親鸞」
...眼の隅（すみ）でにらんで...
吉川英治 「松のや露八」
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