...上くちびるをべろりとなめて見せた...
芥川龍之介 「偸盗」
...母親は勢限(せいかぎ)りわたしをたしなめて...
魯迅 井上紅梅訳 「村芝居」
...うまいものばつかしたべてんだらう? 砂糖ばつかしなめてんぢやないかよ...
オイゲン・チリコフ 鈴木三重吉訳 「そり(童話)」
...旅のみなし児砂糖なめてゐる寄りそうてだあまつて旅のみなし児は旅の子供はひとりでメンコうつてゐる□・久しぶり逢つた秋のふぐと汁(源三郎居)鰒食べつゝ話が尽きない( 〃 )□・濡れて寒い顔と顔がしづくしてゐるバクチにまけてきて相撲見の金を借り出さうとしてゐる時化でみづから吹いて慰む虚無僧さん・空も人も時化ける冬空のふる郷へちかづいてひきかへす追うても逃げない虫が寒い十一月廿二日晴曇定めなし...
種田山頭火 「行乞記」
...少なからぬ苦痛をなめてきたもんだとね...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...彼はその一塊を拾い、口になめてみた...
豊島与志雄 「塩花」
...犬のまねをしてこの酒をなめてみせる...
豊島与志雄 「道標」
...脣をなめて「そりゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...ぺろりとなめてもわずかなことです...
新美南吉 「狐のつかい」
...その辻斬の風体人相はどうだ」平次はガラッ八をたしなめて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そいつの邸は舌でなめて掃除せにゃならん...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...花たばの数などに敏感なのをはっきりたしなめて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私どものような老人でさえ経験したことのないような苦しみをなめて今日までお待ちになったのでございますよ」女たちは惟光にもっともっと話したいというふうであったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ある時はこれをなめて見...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まずいといった粥(かゆ)を一つぶのこらずなめてしまった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...万一、誤報であった時は、兵はみな落胆して、かえって、死守の勇気を失うであろう」と、たしなめて、きびしい眉を、うごかしもしなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...碁(ご)がよわい塩なめて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...女の薄い唇をたしなめて...
吉川英治 「松のや露八」
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