...そのアナウンスもやがてぷっつりと切れ...
海野十三 「深夜の市長」
...では永遠におさらばだよ」博士の声は、ぷつりと切れた...
海野十三 「超人間X号」
...ゴールド女史のラジオがぷつんと切れた...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...だからこいさんが板倉と切れない限り...
谷崎潤一郎 「細雪」
...葉子と切れてからしばしば近所の友人の家で遊んでいた...
徳田秋声 「仮装人物」
...義兄(あに)と切れることの出来なかった妹や...
徳田秋声 「爛」
...それから……腰部でぶつりと切れていた...
豊島与志雄 「丘の上」
...黒雲の下がすっと切れて...
豊島与志雄 「月明」
...くっきりと切れた上眼瞼の二重が...
豊島与志雄 「反抗」
...腰部でぶつりと切れていた...
豊島与志雄 「轢死人」
...其処から二十碼(ヤード)ばかり行くと切れていて...
中島敦 「光と風と夢」
...――健三の記憶は此所(ここ)でぷつりと切れていた...
夏目漱石 「道草」
...現に――」「現に?」吉三郎の言葉はまたプツリと切れます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...錢箱の山の前にこと切れて居たのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...親分のお助けを――」八五郎の手紙は其處でプツリと切れて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...プツリと切れてしまひます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...押しつくねたやうにこと切れて居りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ぷつりと切れ易(やす)うござりますぞ」「心配するな」吉岡伝七郎だった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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