...頓馬(とんま)な奴...
岩野泡鳴 「耽溺」
...もちろん画のほうもとことんまで師のものを身につけなくてはいけないと思う...
上村松園 「三人の師」
...とんまなことを言ってるなと思ったが...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...頓馬(とんま)...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...私は自分の頓馬(とんま)を恥じた...
太宰治 「新郎」
...なにをとんま面してボヤボヤいたしておる...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...暑さに弱い叔母が赭(あか)い広東枕(かんとんまくら)をしながら...
徳田秋声 「足迹」
...ヘルムートが「頓馬(とんま)」であることは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ほんとにあなたはとんまですこと...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...とことんまでお前の邪魔をしてやる...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...とことんまで調べて見たら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...とんまな死に方しかしないものなのね...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...あなぐまトミーと きつねめさんは おたがいのことが とことんまで 大きらいのようですね...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「きつねめさんのはなし」
...とんまな群の道徳としたのも...
森鴎外 「妄想」
...彼等の仲間だけでは頓馬(とんま)を極上々と...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...とことんまで追いこんでやろう...
山川方夫 「あるドライブ」
......
山之口貘 「鮪に鰯」
...今出て行った頓馬(とんま)な役人に教えてやんねえ」と...
吉川英治 「江戸三国志」
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