...あの無能でとんまの弟子たちと...
太宰治 「駈込み訴え」
...頓馬(とんま)な世慣れないドイツ人だと判断した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼は頓馬(とんま)でお坊っちゃんのまま人生に投げ出されたのだった……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...頓馬(とんま)であろうと...
直木三十五 「南国太平記」
...お前さん とんまだね...
新美南吉 「驢馬の びつこ」
...とことんまで調べ拔くのだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...此処に踏留ってとことんまで調べてやろう」平次がそう覚悟をきめたのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そのためにおかみさんとのいさかいをとことんまでもっていって...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...間拔(まぬけ)に背(せ)のたかい大人(おとな)のやうな面(つら)をして居(ゐ)る團子屋(だんごや)の頓馬(とんま)が...
樋口一葉 「たけくらべ」
...あの頓馬(とんま)のことだから...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...あなたのようなとんまなひとがどうして生きていけるもんですか...
久生十蘭 「だいこん」
...とんまになる原因もう一つ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...とことんまで文化の役に立てる希望です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...手と足で砂利の上を這うている頓馬(とんま)で其の癖素早い姿が...
室生犀星 「とかげ」
...とんまなノロ公よりもずっとりこうで...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...豆の葉とんまれというのがあった(郷土研究七巻七号)...
柳田国男 「年中行事覚書」
...ほんとにとんまで...
山本周五郎 「さぶ」
...今出て行った頓馬(とんま)な役人に教えてやんねえ」と...
吉川英治 「江戸三国志」
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