...本来江戸児とは比較にもならない頓馬(とんま)な地方人などに...
淡島寒月 「江戸か東京か」
...ちいさなふとんまで...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...私は自分の頓馬(とんま)を恥じた...
太宰治 「新郎」
...こんな頓間(とんま)な事はしやあしないよ...
谷崎潤一郎 「戯曲体小説 真夏の夜の恋」
...暑さに弱い叔母が赭(あか)い広東枕(かんとんまくら)をしながら...
徳田秋声 「足迹」
...自分自身のことには一徹で頓馬(とんま)だったこの青年も...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...頓間(とんま)で...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...とんまめが、もういっぺんきさまもやりなおして来(こ)い...
新美南吉 「花のき村と盗人たち」
...此處に踏留つてとことんまで調べてやらう」平次がさう覺悟をきめたのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...とんまな死に方しかしないものなのね...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...とんまだね」と云われている妻が...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どうしたとんまか布団屋が綿を入れすぎて来ている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そんな頓馬(とんま)なことを言ったらあべこべにお母さんに叱られるばかりだよ...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...手と足で砂利の上を這うている頓馬(とんま)で其の癖素早い姿が...
室生犀星 「とかげ」
...頓馬(とんま)な声を出して...
吉川英治 「江戸三国志」
...頓馬(とんま)火を放(つ)ければ...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...まだ先刻(さっき)の頓馬(とんま)なスパイの眼がこびりついているのを感じながら――菩提夢(ぼだいむ)川すじで...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...押しが太い』『頓馬(とんま)ッ』『撲(なぐ)ってしまえ』八方から口汚い罵倒(ばとう)の暴風(あらし)だった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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