...ともすれば帆村は遅れてしまいそうです...
海野十三 「怪塔王」
...ともすればそれが外に表はれて...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...Y君は、その日は明治節で、勤めが休みなので、二、三親戚へ、ごぶさたのおわびに廻って、これから、もう一軒、顔出しせねばならぬから、と、ともすれば、逃げ出そうとするのを、いや、その一軒を残して置くほうが、人生の味だ、完璧(かんぺき)を望んでは、いけませんなどと屁理窟(へりくつ)言って、ついに四升のお酒を、一滴のこさず整理することに成功したのである...
太宰治 「酒ぎらい」
...ともすれば滅入りこむ気分をひきたてて...
種田山頭火 「其中日記」
...ともすれば失意におちいりがちな彼女を勇氣づけて最初の詩集を發表させた恩人であり...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...ややともすれば取払われべきものである...
永井荷風 「日和下駄」
...狂い上る感情を押え押えともすれば失われ勝ちの冷酷さを呼び起そうと...
西尾正 「陳情書」
...君の顔の中に点滅する「ともすれば涙ぐもうとする...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...この頃などと動(やゝ)ともすれば区別でも仕様とする自分こそ...
牧野信一 「小川の流れ」
...その種の変な青年達が稍ともすれば...
牧野信一 「鏡地獄」
...稍々ともすれば自分は其処に走つて...
牧野信一 「「学生警鐘」と風」
...稍ともすれば胸に畳み込んでしまひたい...
牧野信一 「「樫の芽生え」を読みて」
...」彼はやゝともすれば左う呟いで...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...」稍ともすれば、斯う唸つて、常に膝の脇から離さないといふ木剣を杖にして奥へと消えて仕舞ふのが気六ヶしやの天狗洞の癖と私は聞いてゐたから、やがてその唸り声が発せられるに違ひないと期待しながら、私はR氏の態度とは全く両極端の傲慢振りで背骨を棒にしたまゝ眼ばたきひとつ浮べなかつた...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...稍ともすれば気絶するばかりの極めて無力な屋根裏の文士として命を保ちつゝある身の上であつた...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...ともすれば雷電(らいでん)の破壊の焔が道のゆくてに燃え上がる...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...ともすれば霞(かす)みかける意識と...
吉川英治 「新書太閤記」
...ややともすれば、ただ外部との意地や争闘にのみ走りやすい...
吉川英治 「宮本武蔵」
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