例文・使い方一覧でみる「ともがら」の意味


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...「ぜんちよ」の輩(ともがら)にはゑとりのやうにさげしまるる...   「ぜんちよ」の輩にはゑとりのやうにさげしまるるの読み方
芥川龍之介 「奉教人の死」

...しかし現代日本の西洋式偽文明(ぎぶんめい)が森永の西洋菓子の如く女優のダンスの如く無味拙劣なるものと感じられる輩(ともがら)に対しては...   しかし現代日本の西洋式偽文明が森永の西洋菓子の如く女優のダンスの如く無味拙劣なるものと感じられる輩に対してはの読み方
永井荷風 「日和下駄」

...いずれもすぐったる武勇絶倫の輩(ともがら)なれば...   いずれもすぐったる武勇絶倫の輩なればの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...さうした輩(ともがら)の細君を敬稱したものかと思ふ...   さうした輩の細君を敬稱したものかと思ふの読み方
長谷川時雨 「凡愚姐御考」

...その余の輩(ともがら)にいたってはいうまでもない事であろう...   その余の輩にいたってはいうまでもない事であろうの読み方
長谷川時雨 「明治美人伝」

...かなしいともがらでござる...   かなしいともがらでござるの読み方
室生犀星 「津の国人」

...いづれも阿堵中(あとちゆう)の味えも知らざる輩(ともがら)とは...   いづれも阿堵中の味えも知らざる輩とはの読み方
森鴎外 「柵草紙の山房論文」

...「汝曹(なんじがともがら)互に愛せよ」と教えはいう...   「汝曹互に愛せよ」と教えはいうの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...大月玄蕃(おおつきげんば)などの輩(ともがら)...   大月玄蕃などの輩の読み方
吉川英治 「剣難女難」

...孔明の輩(ともがら)は...   孔明の輩はの読み方
吉川英治 「三国志」

...曹仁の輩(ともがら)を奔流の計にもてあそび...   曹仁の輩を奔流の計にもてあそびの読み方
吉川英治 「三国志」

...積年のうらみに燃ゆる蜀の輩(ともがら)...   積年のうらみに燃ゆる蜀の輩の読み方
吉川英治 「三国志」

...四隣に聞えた武勇の輩(ともがら)も...   四隣に聞えた武勇の輩もの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...散々(ちりぢり)に今宵を待っていた輩(ともがら)が後から後からとここへ来て落ち合っていた...   散々に今宵を待っていた輩が後から後からとここへ来て落ち合っていたの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...同気の輩(ともがら)がうち集(つど)うて...   同気の輩がうち集うての読み方
吉川英治 「親鸞」

...ずぶ濡(ぬ)れになった原士の輩(ともがら)...   ずぶ濡れになった原士の輩の読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...源家の輩(ともがら)にとっては...   源家の輩にとってはの読み方
吉川英治 「源頼朝」

...――志のある輩(ともがら)は...   ――志のある輩はの読み方
吉川英治 「源頼朝」

「ともがら」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ともがら」


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