...あしきともがらよされどわが心を狂ほしむるはむしろかかるおろかしきなやましさなり声は又も来る...
高村光太郎 「智恵子抄」
... 115軍中最もすぐれたる汝ら猛き剛勇の意氣抛ちてよからむや?他(ほか)の卑怯の輩(ともがら)の恐れ戰場引き去るを...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...名園を守るに市役所や県庁のともがらに委せておけないやうな気がしたが...
室生犀星 「名園の落水」
...小野富穀(ふこく)の輩(ともがら)と酒を飲んで快談した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ピュロンのともがらなら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...抜け買いのともがらが...
吉川英治 「江戸三国志」
...居る所なきまま袁術についている輩(ともがら)です」「ウム...
吉川英治 「三国志」
...呉敦(ごとん)の輩(ともがら)は...
吉川英治 「三国志」
...趙雲の輩(ともがら)は...
吉川英治 「三国志」
...いずれも定まった領地もない野鼠(やそ)の輩(ともがら)でしかない...
吉川英治 「三国志」
...曹遵の輩(ともがら)は...
吉川英治 「三国志」
...宇内(うだい)いたる所の国々に割拠(かっきょ)する大名豪傑の輩(ともがら)が...
吉川英治 「新書太閤記」
...一山の輩(ともがら)...
吉川英治 「新書太閤記」
...交友のある輩(ともがら)でも...
吉川英治 「新書太閤記」
...良持に縁故の輩(ともがら)が多かったのであるから...
吉川英治 「平の将門」
...源家の輩(ともがら)にとっては...
吉川英治 「源頼朝」
...彼の肉親たち諸将の輩(ともがら)だった...
吉川英治 「源頼朝」
...――正伝なきともがらは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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