...飛鳥(あすか)の大臣様の御婿様(おむこさま)になりましたし...
芥川龍之介 「犬と笛」
...花嫁と花婿は、床(ゆか)にすわって、テーブルの足によりかかり、なにか物思いにふけっていました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「眠りの精」
...だれよりもじょうずにお話のできる人をお婿(むこ)さんにする...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「のろまのハンス」
...さる医学士を婿にして...
泉鏡花 「婦系図」
...」とお婿さんに笑ひながら提案した...
太宰治 「津軽」
...私とお婿さんとは顔を見合せ...
太宰治 「津軽」
...辰之助の妹婿(むこ)の山根がついこのごろまでおひろと深い間(なか)であったことで...
徳田秋声 「挿話」
...娘のお咲の婿(むこ)にして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...花婿だった祖父(おじいさん)びっくりして...
長谷川時雨 「西川小りん」
...烏丸中納言が引婿の納采をあてにして...
久生十蘭 「奥の海」
...ヨネの妹婿になる山田健一が...
火野葦平 「花と龍」
...」「いくらだね?」と妹婿が訊ねた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...三河屋義平治その婿団七九郎兵衛を罵(ののし)る詞(ことば)に...
南方熊楠 「十二支考」
...もっと価値の低い婿を持たねばならない気がすると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...お婿さんは私の兄貴の友人だったから...
柳田国男 「故郷七十年」
...不思議なる深山の婿の談話の一部分が女房にも意味がわかっていたということと...
柳田国男 「山の人生」
...自分の代りに佐枝の婿になりそうだ...
山本周五郎 「山彦乙女」
...婿に来てくれる者がない...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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