...母親たちは花婿(はなむこ)と花嫁(はなよめ)にキスをしました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...花嫁と花婿は手に手をとって...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...婿にももらえず嫁にもやれずという男なんどに情を立ててどうするつもりでいやがるんだろ...
伊藤左千夫 「春の潮」
...妹婿の讐も打たす」直助はお袖を云いくるめた...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...女の家の財産と一皮むけた女の縹緻とは婿の心を強く牽いたのであるが女の我儘には父と雖手がつけられないで遂に離縁といふことに成つてしまつた...
長塚節 「商機」
...隨分婿選みくらゐは言ひさうです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...萬兩分限と言はれた金貸の足立屋に婿入りするわけにも行かず...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まだ婿もきまつてゐないさうで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...男爵の婿になっても悪くない...
野村胡堂 「判官三郎の正体」
...入婿(いりむこ)になる計画を捨てず...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...そういうのこそ婿達がやるべきことなんだ! あー! もしやつらを捕らえたら...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...お前の婿さんはお前を濫用してる...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...私は娘を持った親たちになるべく広く若い男と交際してその中から娘の婿(むこ)を択(えら)び出さん事を勧(すす)めたいと思います...
村井弦斎 「食道楽」
...夫人は婿にしておいたならと思って見ていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その女三の宮の御子の源中納言以外に適当な婿はないということへ帝のお考えは帰着した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今まで姫君のいた座敷へ四日めからは婿が住み着くことになっていては...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...五月には榛軒の女婿全安が離縁になつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...むすめの婿としてもいいが――と云い出した...
吉川英治 「三国志」
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