例文・使い方一覧でみる「とぼける」の意味
スポンサーリンク...あくまでそらとぼけるつもりらしく... 
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...何かなア」とぼけると...
高見順 「如何なる星の下に」
...とぼける事が、至難なのである...
太宰治 「作家の像」
...あの人にとぼけるという印象をあたえたのは...
太宰治 「如是我聞」
...寝とぼけちゃいかんよ」「寝とぼけるものか...
田中貢太郎 「草藪の中」
...しっかりおしよ」「へッ」平吉はとぼけるように云って金網戸の錠を啓けた...
田中貢太郎 「春心」
...それとも一人で仕事をして帰ったのかえ」「連れがあったかとおっしゃるのは……」「とぼけるな...
中里介山 「大菩薩峠」
...とぼけるな」襟を取ってトンと突くと...
中里介山 「大菩薩峠」
...空（そら）とぼけるなんて卑怯（ひけふ）だわ...
南部修太郎 「畫家とセリセリス」
...とぼけるのはたくさんだ」あたしが負けずに大きな声をだした...
久生十蘭 「だいこん」
...あいつは何か嚊ぎつけてるんじゃないのかァ」踏絵はピクッと身体を顫わせると急に山木の方へ向き直り、「感づくって、何をさ」「つまり、二人の仲をさ」踏絵は肩を聳かし、「とぼけるない...
久生十蘭 「魔都」
...「とぼけるのも好加減になさい...
二葉亭四迷 「浮雲」
...金などを御預りしたことはないと空とぼける...
穂積陳重 「法窓夜話」
...わざとあんなに空とぼけるのが岡村の癖だよ...
牧野信一 「明るく・暗く」
...」「ツンボ！ 空とぼけるないツ！」「フン...
牧野信一 「鱗雲」
...「一体誰がゆくのさ」ととぼける...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...――とぼけるな、また女だろう...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...「とぼけるなっ！」と...
吉川英治 「親鸞」
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