...梅や桃を植ゑた農家の垣根の間の少し上りになつた凸凹路(でこぼこみち)を...
石川啄木 「道」
...そのおじさんは顔をでこぼこにして...
海野十三 「海底都市」
...もう一そうでこぼこしたような感じの顔であった...
海野十三 「火星兵団」
...こんなにでこぼこしていない...
海野十三 「氷河期の怪人」
...恐ろしいでこぼこの峠でした...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...遠い凸凹(でこぼこ)道だから...
大阪圭吉 「死の快走船」
...でこぼこ道には、深い雪がつもっていた...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...案外でこぼこがあったり...
中島敦 「斗南先生」
...道のでこぼこで車が上下するにつれて...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...やすりででこぼこを直すのだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...やたら凸凹(でこぼこ)した...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...でこぼこしていた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...あちこちに凸凹(でこぼこ)ができ...
堀辰雄 「美しい村」
...へんに無気味な凸凹(でこぼこ)をつくっているので...
堀辰雄 「旅の絵」
...洗はれたやうに小砂利の現れてゐるでこぼこした道を...
水野仙子 「道」
...狭いでこぼこ道に大型バスやトラックが暴走し犇き...
山本周五郎 「青べか物語」
...今度は眼の前の岩壁の凸凹(でこぼこ)が...
夢野久作 「斜坑」
...佐々の頭の凸凹(でこぼこ)を見つけたからじゃよ...
吉川英治 「新書太閤記」
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