...島津氏が琉球王をしてあいかわらず...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...水の層を通してあいている両眼に...
海野十三 「海底都市」
...護身用(ごしんよう)の何かを持ってあいつを追いかけるんだ」「よしきた...
海野十三 「超人間X号」
...広田はなぜかドキッとしてあいての顔をみつめていますと...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...一服(ぷく)盛(も)ろうたってあいつにゃ駄目(だめ)です...
アーネスト・トムソン・シートン 薄田斬雲訳 「動物物語 狼の王ロボ」
...手玉のごとくにあしらわれてあいてが十六...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...こんな手合(てあい)に云ったところで...
田中貢太郎 「春心」
...自転車乗りが今まさに駆けだそうとしてあいずを待っているのだが...
モーリス・ルヴェル 田中早苗訳 「或る精神異常者」
...自分の生まれのよさを喋々する手合(てあい)ときたら...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...「もう決してあいつのことを言わないようにと...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...決してあいくだりませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...どのみち道関は通れぬてあいばかりである...
久生十蘭 「新西遊記」
...ついにはかえってあいそつかしとなりて...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...少し肩(かた)をすぼめてあいさつしました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...春の野山は霞(かすみ)に妨げられてあいまいな色をしていますが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そのほうでは一歩も退(ひ)かない意気を示している徒輩(てあい)であった...
吉川英治 「魚紋」
...はたしてそんな有象無象(うぞうむぞう)の手輩(てあい)ばかりであったろうか...
吉川英治 「私本太平記」
...宋万といった手輩(てあい)も抱きとめられてはいるし...
吉川英治 「新・水滸伝」
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