...今まではつれないと思つてゐたが...
芥川龍之介 「好色」
...そのやうな語(ことば)を聞(き)かせて予(わし)を切(き)りさいなむとは酷(むご)いわい、つれないわい、それでも高僧(かうそう)か、司悔僧(しくわいそう)か、教導師(けうどうし)か、莫逆(ばくぎゃく)と誓(ちか)うた信友(しんいう)か?ロレ はてさて、愚(おろか)な狂人(きちがひ)どの、ま、予(わし)の言(い)ふことを聽(き)かっしゃれ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...から/\と明かるく乾き切り澄み切つて「つれない」のである...
寺田寅彦 「天文と俳句」
...此處に描出された世界全體がつれないのである...
寺田寅彦 「天文と俳句」
...しかも次の飛躍には容易にうつれない苦しい時期がわかるやうである...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...つれない仕打ちを見つめながら...
永井隆 「この子を残して」
...それより猶お女のつれないということが彼には当然のことなのでそれを格別不足に思うということはなくなって居たのである...
長塚節 「太十と其犬」
...幸ひに髪がふさふさと綺麗だからこの頭蓋骨のなかに菫色の豆ランプをともしつれない恋人よこの美しい角燈(ランターン)を貴女の寝室へ贈らうと思ひます...
仲村渠 「贈物」
...なにくそ!笑え! 笑え! 笑え!たった二人の女が笑ったとてつれない世間に遠慮は無用だ私達も街の人達に負けないで国へのお歳暮(せいぼ)をしましょう...
林芙美子 「新版 放浪記」
...仙台平の御袴の事並につれない挨拶の事南品の海を一眸におさめる八つ山の高台に...
久生十蘭 「魔都」
...つれないマンの態度に...
火野葦平 「花と龍」
...余りに自分が彼につれない仕打ちをしてゐたやうに思つた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...けれども海岸の防風林にもつれない風が日に日に吹きつのり別荘町も淋しくなる八月の末には都へ帰らなければならなかった...
水上滝太郎 「山の手の子」
...やつれない生き生きしたおかげのせゐではなからうか...
三宅周太郎 「中村梅玉論」
...ピートがもつれないようにさばいていた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...――つれないその男を憤つたり...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...つれない顔も見せたろうが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...どうしたものかひどくつれない態度を見せるようになった...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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