...いくらつれない侍従でも...
芥川龍之介 「好色」
...つれない霜にも血を染めます...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...つれないマノンを思ひだす...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...照りつける西日さえつれない思いをさそわれたりしながら...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...此處に描出された世界全體がつれないのである...
寺田寅彦 「天文と俳句」
...昔つれない仕打ちあそばした女の妨害などございませんから...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...しかも次の飛躍には容易にうつれない苦しい時期がわかるやうである...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...つれない人が綾で張つたといふ音なしの鼓でもなく...
中勘助 「銀の匙」
...お釈迦様!あんまりつれないではござりませぬか!蜂の巣のようにこわれた私の心臓の中に……お釈迦様ナムアミダブツの無情を悟すのが能でもありますまいにその男振りで炎のような私の胸に飛びこんで下さりませ俗世に汚れたこの女の首を死ぬ程抱きしめて下さりませナムアミダブツのお釈迦様!妙に佗しい日だ...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...それですが彼(あ)の時分(じぶん)の私(わたし)の地位(ちゐ)に他(ほか)の人(ひと)を置(お)いて御覽(ごらう)じろ、それは何(ど)んな諦(あきら)めのよい悟(さと)つたお方(かた)にしたところが、是非(ぜひ)此世(このよ)の中(なか)は詰(つま)らない面白(おもしろ)くないもので、隨分(ずゐぶん)とも酷(ひど)い、つれない、天道樣(てんたうさま)は是(ぜ)か非(ひ)かなどゝいふ事(こと)が、私(わたし)の生意氣(なまいき)の心(こゝろ)からばかりでは有(あり)ますまい、必(かなら)ず、屹度(きつと)、何方(どなた)のお口(くち)からも洩(も)れずには居(を)りますまい、私(わたし)は自分(じぶん)に少(すこ)しも惡(わる)い事(こと)は無(な)い、間違(まちが)つた事(こと)はして居(ゐ)ないと極(き)めて居(を)りましたから、すべての衝突(しようとつ)を旦那(だんな)さまのお心(こゝろ)一(ひと)つから起(おこ)る事(こと)として仕舞(しま)つて、遮二無二(しやにむに)旦那(だんな)さまを恨(うら)みました、又(また)斯(か)ういふ旦那(だんな)さまを態(わざ)と見(み)たてゝ私(わたし)の一生(いつしやう)を苦(くる)しませて下(くだ)さるかと思(おも)ふと實家(じつか)の親(おや)、まあ親(おや)です、それは恩(おん)のある伯父樣(をぢさま)ですけれども其人(そのひと)の事(こと)も恨(うら)めしいと思(おも)ひまするし、第一(だいいち)犯(をか)した罪(つみ)も無(な)い私(わたし)、人(ひと)の言(い)ふなり温順(おとな)しう嫁入(よめい)つて來(き)た私(わたし)を、自然(しぜん)と此樣(こん)な運(うん)に拵(こしら)へて置(お)いて、盲者(めくら)を谷(たに)へ擠(つきおと)すやうな事(こと)を遊(あそ)ばす、神樣(かみさま)といふのですか何(なん)ですか、其方(そのかた)が實(じつ)に恨(うら)めしい、だから此世(このよ)は厭(いや)なものと斯(か)う極(き)めました...
樋口一葉 「この子」
...強いてつれないような様子を見せていた...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...やつれない生き生きしたおかげのせゐではなからうか...
三宅周太郎 「中村梅玉論」
...その三人の兵隊をつれないで...
村山籌子 「プリンス・アド」
...――つれないその男を憤つたり...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...つれないぞよ重治...
吉川英治 「黒田如水」
...このまま見捨(みす)ててまいるのもつれないようにぞんじますが」「オオ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...つれない顔も見せたろうが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...通訳の人をつれないので...
和辻哲郎 「鎖国」
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