...大きな鶴嘴(つるはし)を手にして大道の上に五人十人休んでいる...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...かれはつるはしをふりかぶって...
海野十三 「金属人間」
...とうとうシャベルもつるはしも...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...医師は鶴嘴(つるはし)でその中の一艘を打ち壊し...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...ロミオ其(その)鶴嘴(つるはし)と鐵梃(かなてこ)を此方(こち)へ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...この音からつるはしのようなもので薪(まき)を割る男が呼び出される...
寺田寅彦 「音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」」
...だれか一人のパイオニアーがその現象に着眼して山開きのつるはしをふるって登山道がつき始めると...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...岩石を切り砕く鶴嘴(つるはし)と爆薬とがある...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...鶴嘴(つるはし)を持って森の中にはいってゆくのだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...鶴嘴(つるはし)をふりかざし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...鶴嘴(つるはし)の触れてない未採掘の分野は...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...鶴嘴(つるはし)と...
中里介山 「大菩薩峠」
...柄の短かい鶴嘴(つるはし)などが入って居ります...
野村胡堂 「古城の真昼」
...鶴嘴(つるはし)の音や...
平林初之輔 「二人の盲人」
...向ふとこっちの岸に星のかたちとつるはしを書いた旄がたってゐました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...つるはしをふりあげたり...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...「つるはしもハンマーもないところへ...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...鶴嘴(つるはし)――お前はいつでもそう言うが...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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