...大きな鶴嘴(つるはし)を手にして大道の上に五人十人休んでいる...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...シャベルとつるはしとをかついで...
海野十三 「金属人間」
...持ってきたつるはしをふるっで...
海野十三 「雪魔」
...臍(へそ)まで泥だらけにして鶴嘴(つるはし)を肩にした男が...
大阪圭吉 「坑鬼」
...鶴嘴(つるはし)とをな...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...山の両側から掘って行くトンネルがだんだん互いに近づいて最後のつるはしの一撃でぽこりと相通ずるような日がいつ来るか全く見当がつかない...
寺田寅彦 「春六題」
...此方(こなた)のまだ枕木も敷かぬ部分には工夫が五六人鶴嘴(つるはし)を振(ふ)り上げて居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...岩石を切り砕く鶴嘴(つるはし)と爆薬とがある...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...つるはしをふるう労働者...
永井隆 「この子を残して」
...その辺の狼へ気をつけるんだよ」生月駿三は鶴嘴(つるはし)を小脇に...
野村胡堂 「古城の真昼」
...鶴嘴(つるはし)を振ってサッと打ちこむと...
野村胡堂 「古城の真昼」
...入れるようにするから」健一は石の間へ隠しておいた鶴嘴(つるはし)を持出すと...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...つるはしの音と、救助(きゅうじょ)のために働(はたら)いている人たちの呼(よ)び声がかすかに、しかしひじょうにはっきりと聞こえて来た...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...鶴嘴(つるはし)をふりあげたり...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...つるはしはよしたまへ...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...地を掘る君等重い大きい鶴嘴(つるはし)を地面のなかに打込む君等...
百田宗治 「地を掘る人達に」
...鶴嘴(つるはし)兄貴のフェリックスとにんじんとが...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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