...庭を散歩して捨石につまずき転んだ拍子に...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「妖影」
...大きな躓物(つまずき)の石は...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「患者兼同居人」
...サイリーナスは紅(あか)ら顔してつまずきやすき驢馬(ろば)に乗り……だが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...今不幸にも私はつまずき...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...石は引き抜かれ、ピストルは発射され、防寨(ぼうさい)は急造され、追いまくられた青年らは棺車を引きオーステルリッツ橋を駆けぬけて市の守備兵を襲い、重騎兵は駆けつけ竜騎兵は薙(な)ぎ立て、群集は四方に散乱し、戦の風説はパリーのすみずみまでひろがり、人々は「武器を取れ!」と叫び、走り、つまずき、逃げ、あるいは抵抗した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...僕はまた感情という自分の重みでけつまずきそうな彼女を...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...(七月×日)心が留守になっているとつまずきが多いものだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...それがあるとパンドーラが始終それにつまずき...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...文字通り何かにつまずき...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...おびからさがった長すぎる毛皮のすそにつまずきつまずき...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...いく度もけつまずき...
山川方夫 「演技の果て」
...また机に蹴つまずきといったぐあいで...
山本周五郎 「思い違い物語」
...その犬へ蹴つまずきそうに駈けてきた町役人の提灯(ちょうちん)が...
吉川英治 「脚」
...群衆の中からも幾人か蹴つまずきながら飛んで行った...
吉川英治 「鬼」
...かれはけつまずきそうになって...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あわれ闇につまずきながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...ばたばたと、兵はつまずき、その上へまた、騎馬が来て折り重なる...
吉川英治 「新・水滸伝」
...つまずきつまずき歩いてゆくカテリーナ・リヴォーヴナを隊の誰かがからかおうとする度ごとに...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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