...大きな躓物(つまずき)の石は...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「患者兼同居人」
...サイリーナスは紅(あか)ら顔してつまずきやすき驢馬(ろば)に乗り……だが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...クリストフは家具につまずきながら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...脹(ふく)れ上がった血管のように突起してる木の根につまずきながら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...追う者も、追われる者も、草に滑り、石につまずき、凹みによろめいて走った...
直木三十五 「南国太平記」
...何かにつまずきどしんと横倒れに転び...
永井荷風 「雪の日」
...そのうちの一人がつまずきそうになって悲鳴をあげ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そのスカートなどにつまずきながら父親のところへかけよって...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...それがあるとパンドーラが始終それにつまずき...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...おじてつまずき勝ちな馬を...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...そこでは多くの人たちがあのとおりつまずき倒れたのであるから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼がいかによろめき、つまずき、浮かれながらゆくかを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いく度もけつまずき...
山川方夫 「演技の果て」
...その犬へ蹴つまずきそうに駈けてきた町役人の提灯(ちょうちん)が...
吉川英治 「脚」
...関羽や関平の駒は幾たびも石ころや蔓草(つるくさ)につまずきかけた...
吉川英治 「三国志」
...御大志の最初のおつまずきになるものとは...
吉川英治 「私本太平記」
...血にすべり屍(かばね)につまずき...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分から大(おお)蹴(け)つまずきを求めた点では...
吉川英治 「新書太閤記」
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