...どこといってつけ入る隙もないように見えた...
有島武郎 「星座」
...穂先はひたひたとつけ入る...
中里介山 「大菩薩峠」
...薙刀が退いてはなれやうとすれば從つてつけ入る...
長塚節 「撃劍興行」
...ツツと吉村の方へつけ入るなり...
三好十郎 「斬られの仙太」
...――えいっ! と叫んで兵藤が仙太へつけ入る...
三好十郎 「斬られの仙太」
...「どうも阿部にはつけ入る隙(ひま)がない」と言って我(が)を折った...
森鴎外 「阿部一族」
...敵の卑怯につけ入るようにその愚かさを利用することはゆるされない」などとは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...千束組の暗殺の手もつけ入る隙がない上に...
吉川英治 「江戸三国志」
...手元へつけ入る余裕はできたわけです...
吉川英治 「江戸三国志」
...つけ入る虚(きょ)があったはずだが...
吉川英治 「剣の四君子」
...つけ入る明智の兵を...
吉川英治 「新書太閤記」
...一角はどうしてもつけ入ることができない...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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