...奴(やつこ)は附目(つけめ)で...
泉鏡太郎 「一席話」
...なあに御隠居が追っつけめでたくなったあとじゃ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...つけめもあります...
豊島与志雄 「白い朝」
...そこが、群集のつけめで、第一の藁人形にこうして火をつけると、第二の藁人形に火をつけて置いて、以前にも増した喚声を上げる...
中里介山 「大菩薩峠」
...それが附目(つけめ)なのである...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...とても敵(かな)ひがたき弱味(よわみ)をば付目(つけめ)にして...
樋口一葉 「たけくらべ」
...もっと年取った話手ならばよろこんで捉えたかも知れないこうした附目(つけめ)を利用することは...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...「てやんでェ、はッつけめ...
正岡容 「寄席行燈」
...足弱を連れたなあ盗つ人の附目(つけめ)だ...
三木竹二 「いがみの権太」
...悔んでも追っつけめいぜ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...その父が世にいないのをつけめに勝手なまねをしている叔父共なのだ...
吉川英治 「平の将門」
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