...どうか死ぬまでちんばでいたいものだ」「おれも人なみに目が見えるようになっちゃ大変だ...
有島武郎 「かたわ者」
...妹が賃機(ちんばた)を織ってそれを助けていると云う境遇であった...
田中貢太郎 「雀が森の怪異」
...賃機(ちんばた)を織る音が盛(さか)んにした...
田山花袋 「田舎教師」
...一生跛(ちんば)をひきずらねばならないことだけでした...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...よぼよぼの跛(ちんば)のおじいさんが...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...それが私の行くじぶんにはまだ出そろはずにちんばや躄などのなかで足のはやい奴が二三人あんぺらを敷いたりして支度をしてゐる...
中勘助 「銀の匙」
...これは下駄と草履を片跛(かたちんば)に履いて追っかけます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その爲に武士を棄(す)てたといふひどい跛者(ちんば)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...すこし跛(ちんば)をひくようですけど...
久生十蘭 「キャラコさん」
...せんだって足芸のすごいところをお目にかけたらジャガイモが跛(ちんば)をひいて病院へ通っているということだったが...
久生十蘭 「だいこん」
...いびつになるほど膨(ふく)れ上つて跛(ちんば)を引いてゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...この一束を跛山羊(ちんばやぎ)と名づく...
南方熊楠 「十二支考」
...――あの村長はちんばだぞ...
山本周五郎 「青べか物語」
...おたよは脚のちんばな小机に向って...
山本周五郎 「雨あがる」
...「ちんばだからって寄場人足に変りはねえだろう」ちんばという言葉にちからを入れて義一は云った...
山本周五郎 「さぶ」
...ちんばを曳いて奥へはいって行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...ところが、どこの乞食も住所不定のもので、昨日見た所に今日はもういないのが通例なのに、ここの山中(やまなか)乞食ばかりは、長年彼が注意して見て来たところでは、せむしの男も、盲(めくら)の女も、ちんばの小娘も、老幼ことごとく同じ者がいつも同じ所に群れていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...あのちんばめが)と...
吉川英治 「新書太閤記」
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