...其重苦しい沈黙(だんまり)の中に...
石川啄木 「赤痢」
...眼を見合わせ少時(しばらく)無言(だんまり)...
泉鏡花 「活人形」
...黙然(だんまり)で...
泉鏡花 「歌行燈」
...黙然(だんまり)でただ目を(みは)る...
泉鏡花 「歌行燈」
...黙言(だんまり)で...
泉鏡花 「婦系図」
...「そんな事なら何も私にだんまりで...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...本因坊はどツちかと言ふとだんまりでむつつり屋...
関根金次郎 「本因坊と私」
...だんまりの一場を演じたことは...
中里介山 「大菩薩峠」
...だんまり模様よろしくあって引っぱり...
長谷川時雨 「市川九女八」
...だんまりで袋物の細工をして...
長谷川時雨 「テンコツさん一家」
...彼は頑固なだんまりで固めたつかみどころのない...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...濡手拭いを頭へのせてだんまりで湯につかっていると...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...だんまりの場が開くころには...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...極端なだんまりやで...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...三田がだんまりで居る爲めか...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...だんまりむつつりの...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...」田原はだんまりの三田の意外な雄辯に感興をそゝられて...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...あのだんまり屋が...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
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