例文・使い方一覧でみる「だらりと」の意味


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...肉の厚い葉をだらりと垂らしてゐた...   肉の厚い葉をだらりと垂らしてゐたの読み方
芥川龍之介 「或阿呆の一生」

...良人(おっと)の顔付きには気も着かないほど眼を落した妻は口をだらりと開(あ)けたまま一切無頓着でただ馬の跡について歩いた...   良人の顔付きには気も着かないほど眼を落した妻は口をだらりと開けたまま一切無頓着でただ馬の跡について歩いたの読み方
有島武郎 「カインの末裔」

...何か云つては芳公がだらりと下げた大きな手の甲をピシヤ/\なぐつてゐます...   何か云つては芳公がだらりと下げた大きな手の甲をピシヤ/\なぐつてゐますの読み方
伊藤野枝 「白痴の母」

...からだをだらりと延ばすと...   からだをだらりと延ばすとの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...それからだらりと垂れている左腕を死人の服の上から掴んでみた...   それからだらりと垂れている左腕を死人の服の上から掴んでみたの読み方
海野十三 「地獄の使者」

...だらりと綱がぶらさがっているだけだった...   だらりと綱がぶらさがっているだけだったの読み方
海野十三 「超人間X号」

...大きな赤い乳房をだらりと垂れて...   大きな赤い乳房をだらりと垂れての読み方
鈴木三重吉 「桑の実」

...兩腕をだらりとさげたまま首を前へ突きだして...   兩腕をだらりとさげたまま首を前へ突きだしての読み方
太宰治 「ダス・ゲマイネ」

...小さな顔の下顎をかくすように大きな舌がだらりと垂れていた...   小さな顔の下顎をかくすように大きな舌がだらりと垂れていたの読み方
田中貢太郎 「餅を喫う」

...その顔から長い大きな舌がだらりと垂れていた...   その顔から長い大きな舌がだらりと垂れていたの読み方
田中貢太郎 「餅を喫う」

...店頭(みせさき)には暖簾(のれん)がだらりと垂れて人の姿はなかった...   店頭には暖簾がだらりと垂れて人の姿はなかったの読み方
田中貢太郎 「指環」

...舌をだらりとたらして走りまわることも...   舌をだらりとたらして走りまわることもの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」

...彼の両手はだらりと下がってしまった...   彼の両手はだらりと下がってしまったの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」

...わななく腕はだらりと垂れてしまった...   わななく腕はだらりと垂れてしまったの読み方
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」

...大きな耳をだらりと垂れたまま...   大きな耳をだらりと垂れたままの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」

...それが皮だけでだらりとぶら下がって...   それが皮だけでだらりとぶら下がっての読み方
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」

...両腕はそのまんまだらりと垂して...   両腕はそのまんまだらりと垂しての読み方
「朝の風」

...お久美さんはその手紙をだらりと下げたまんま呆やり立って居たが...   お久美さんはその手紙をだらりと下げたまんま呆やり立って居たがの読み方
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」

「だらりと」の書き方・書き順

いろんなフォントで「だらりと」

「だらりと」の英語の意味


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妥協の余地はない   全員の意見   就業時間  

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