...寂しい春の松の内を甚(はなはだ)だらしなく消光してゐた...
芥川龍之介 「東京小品」
...真黒(まっくろ)の木綿著物――胸の釦を脱(はず)して幅広の黒帯をだらしなく腰のまわりに括(くく)りつけ...
魯迅 井上紅梅訳 「薬」
...それも其辺(そこら)へだらしなく投(ほ)り出さないで...
薄田泣菫 「茶話」
...だらしなく悄気(しょげ)た声を出しました...
田中英光 「オリンポスの果実」
...だらしなく飲みまはるくだらなさ!△私が生かされてゐる恩寵を知つてゐるかぎり...
種田山頭火 「其中日記」
...奇麗な単に人の目を引くだけのものの様な折詰の料理がだらしなくそこに並べられてあったりするではないか...
田山花袋 「日本橋附近」
...生活はだらしなくなっていった...
豊島与志雄 「オランウータン」
...衣服の襟元がだらしなくなり...
豊島与志雄 「慾」
...だらしなく読者に媚(こび)を呈して...
林芙美子 「新版 放浪記」
...「それから?」そこに彼はだらしなく胸をはだけて...
牧野信一 「熱海へ」
...自分などがだらしなく書いていっては...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...だらしなくなっていたので判りそうもなかった...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...だらしなく落城するのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...寝衣の前がだらしなくはだかり...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...松田権蔵はだらしなく涙をこぼした...
山本周五郎 「さぶ」
...だらしなく眠っていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...それまでだらしなく震えていたパイクは...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...そんな、お好きな方があるのに、いつお娶(もら)いになるおつもりかと、私たちこそ、待ち遠い思いをしていた程です」「…………」将門は、大きな味方を得たように、弟たちの一語一語を、うなずきで受けては、だらしなく、鼻のあたまの涙を、水洟(みずばな)と一しょに、こすっていた...
吉川英治 「平の将門」
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