...だいたいその見当である...
海野十三 「宇宙戦隊」
...ぼくもだいたいそれに賛成します」「だいたい賛成か...
海野十三 「金属人間」
...脚部(きゃくぶ)大腿部(だいたいぶ)にかけておびただしく腫気が出た...
田山花袋 「田舎教師」
...上手(じょうず)と下手の相違はだいたい何事でも言葉では言い現わせないところにあり...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...ベーアはだいたいにおいて常に守勢を維持してばかりいるように見えた...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...この方則はあまり簡単でないがまずだいたいにおいては平均三台目か四台目ごとに目立って早すぎるものあるいはおそすぎるものが来る事になるのである...
寺田寅彦 「電車の混雑について」
...しかしそこでの亮(りょう)はだいたいにおいて幸福であったらしく私には思われる...
寺田寅彦 「亮の追憶」
...君にしかるべき運があるように!』これがそのときの会話のだいたいです...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「株式仲買人」
...普通だいたい六千フィートくらいにきまっているので...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...だいたい黒い色をしている...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...だいたいようすがわかった...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...だいたいが屈託しない気質で...
久生十蘭 「春雪」
...だいたい十対四ということになっているのだ...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...肝心なことはだいたい分かってる」「なんとまあ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...ところで、ここはなんという市だろう? ニールスは、たくさんの軍艦が見えたので、だいたい、けんとうがついたような気がしました...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...だいたいに明るくまた自由で...
柳田国男 「海上の道」
...「だいたい、客が湧いていれば湧いてるほど、ジャズなんてえのはやりいいんだ」その兄のトランペットが、威勢よく「ドゥイング・ワット・カムス・ナチュラリイ」を吹きはじめる...
山川方夫 「その一年」
...だいたい思ったとおりだ」二人のようすを見て...
山本周五郎 「桑の木物語」
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