...自然だいそれたまねをやりかねまじき女ともいえる...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...おれはだいそれたことをたくらんでいるわけじゃないし...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...だいそれたことで...
高山毅 「福沢諭吉」
...そんなだいそれたことが? グルーシェンカ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...だいそれた色師の腕が憎いと...
中里介山 「大菩薩峠」
...だいそれた御本丸まで忍び込むなんぞと...
中里介山 「大菩薩峠」
...お蘭さんと出来てだいそれた主人殺しをやり...
中里介山 「大菩薩峠」
...お松から一伍一什(いちぶしじゅう)を聞き取った上、改めて瑞巌寺まで行って問いただしてみると、だいそれた、この「つわ者隠し」の天井に賊が潜んでいたのを、張込んでいた仙台の手のものに捕まってしまった...
中里介山 「大菩薩峠」
...そんなだいそれた心はありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...だいそれたことをやりさうもないことは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私達がだいそれた事を考えてはいけません...
林芙美子 「ひらめの学校」
...衛門督は自身のだいそれた心から...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...だいそれた嫉妬(しっと)を起こして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それにしてもだいそれた恋をして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今日までだいそれた恋の心をいだくというのではなかったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...私はそんなだいそれたことは考えもいたしませんが『紫の一本(ひともと)ゆゑに』(むさし野の草は皆がら哀れとぞ思ふ)と申しますように...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...なんともだいそれた挙動である」六平太は出目金と綽名の付いた眼をぐりぐりさせて...
山本周五郎 「思い違い物語」
...決してもう家柄血統などというだいそれたものは」「べつにだいそれるとか...
山本周五郎 「長屋天一坊」
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