...鱈腹(たらふく)喰(た)べてくれたね...
海野十三 「恐しき通夜」
...たらふく食わせてやる...
海野十三 「透明猫」
...ラン子はそのお酒をたらふく勧められて...
江戸川乱歩 「江川蘭子」
...とたらふく飲んだり喰ったりして...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「耳香水」
...たらふく酒を飲んだ客は家に帰ると...
薄田泣菫 「独楽園」
...うめえ乾葡萄入りのプディングをたらふく食べ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...たらふく頂戴した...
種田山頭火 「其中日記」
...そこでたらふく飲み食いしました...
豊島与志雄 「天狗の鼻」
...たらふく飲んで、たらふく食って……便利なことには、そこは割烹旅館になってるものですから、僕はたいてい泊ってくるんです...
豊島与志雄 「無法者」
...これをたらふく鼻の下...
中里介山 「大菩薩峠」
...飯なら昨夜も鱈腹(たらふく)詰め込んだ筈だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...茶をたらふく飲んで...
林芙美子 「新版 放浪記」
...のれんを出ると――どうもありがとう――お茶をたらふく呑んで...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...たらふく食いたらふく飲むことであった...
本庄陸男 「石狩川」
...坊主が自分の好く物を鱈腹(たらふく)頬張って得脱させやったと称えた例は...
南方熊楠 「十二支考」
...そして飽満の眠りに就いた翌朝九時頃眼が覚めると又たらふく腹につめ込んだ...
村山槐多 「悪魔の舌」
...大工たちはたらふく酒を飲み...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...たらふく食わせてやる...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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