...そうたびたびしてはいけないよ...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...お断りして半日も同じ絵の前に坐り込んで縮図したことはたびたびのことでした...
上村松園 「座右第一品」
...たびたび私に力を貸したり...
海野十三 「地球要塞」
...たびたび出あっていますから...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...これから後たびたび用いられる...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...この訊問以後もたびたびそれがくりかえされたにもかかわらず...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...仕事の最中にたびたび軽い脳貧血を起こしてぼうっとなってしまう...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...昔風に重きをおかなければ承知しない厳格な父の生きている頃は外へもそうたびたびは出られない様子であった...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...馬はたびたびぴしゃっと泥水をはねあげて...
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」
...この病の特徴で発作的にたびたび起こってくるのをある人が...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ずいぶんとたびたび...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その子どもたちは、スモーランドのことで、たびたび、ニールスをおこらしたものでした...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...言い難(にく)いことなのさ」「なぜ?」「たびたびだからなあ」「じゃ...
吉川英治 「江戸三国志」
...「迂遠(うえん)なものだ……」と彼は苦笑して、たびたび、それについて予言したことが、証拠だてられてくるのを愉快に思った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...聾のように歩いている彼の姿をたびたび見かける...
吉川英治 「松のや露八」
...戦(いくさ)がたびたびあったらしいな...
吉川英治 「宮本武蔵」
...――先頃からたびたび道場へ訪れて来て...
吉川英治 「宮本武蔵」
...戒壇院や三月堂はたびたび見たからであるかも知れない...
和辻哲郎 「四十年前のエキスカージョン」
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