...たびたびいうとおり...
海野十三 「金属人間」
...度々(たびたび)耳にしたのであったが...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...話中にたびたび切れるので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...たびたびお患(わずら)いなすったことを承知しております」「驚きましたな...
谷崎潤一郎 「途上」
...たびたびいっていつまでもはいってるようになった...
中勘助 「妹の死」
...たびたび過去の節穴を覗いては...
夏目漱石 「虞美人草」
...たびたびつかると...
久生十蘭 「あなたも私も」
...たびたびわたしは親方にジョリクールのことをたずねた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...既に多年海外にあって同国人にはひどい目にたびたび逢った予は余り好まなかったが...
南方熊楠 「十二支考」
...ほんのまぐれあたりでもあんまり度々(たびたび)になるととうとうそれがほんとになる...
宮沢賢治 「インドラの網」
...ちょっとこっちをごらん」いままでたびたび聞こえた...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...たびたび例に引いて失礼ごめん)などという人たちの大半が...
三好十郎 「恐怖の季節」
...鶏ももうたびたび鳴いた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...おそらくそれがいっそうたびたびに見えることであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...たびたび私の所に来...
柳田国男 「故郷七十年」
...彼らがたびたび奏聞(そうもん)に入れていたことにちがいない...
吉川英治 「私本太平記」
...戦(いくさ)がたびたびあったらしいな...
吉川英治 「宮本武蔵」
...――先頃からたびたび道場へ訪れて来て...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??