...歩調をそろえるのに...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...両足をそろえると...
梅崎春生 「桜島」
...不安な面をそろえる...
海野十三 「火星兵団」
...性能のいい噴行艇をそろえるにも...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...全部そろえるんだ...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...歩調をそろえる必要が起ってきた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...南部金瓜はもう堂々と愛嬌(あいきょう)のある頭をそろえる...
高村光太郎 「山の秋」
...やはりこのはき物や上着を脱ぎそろえる心持ちの延長ではないかとも思われるのである...
寺田寅彦 「藤棚の陰から」
...取次界並びに小売店が手をそろえることで...
中井正一 「図書館法と出版界」
...ひとそろいそろえると二千円かかるそうである...
永井隆 「この子を残して」
...美禰子と三四郎が戸口で本をそろえると...
夏目漱石 「三四郎」
...二人とも書物をそろえるのを控えている...
夏目漱石 「三四郎」
...靴をそろえる時、まるで河馬(かば)の口みたいに靴の底が離れていたものだった...
林芙美子 「新版 放浪記」
...靴をそろえる時、まるで河馬の口みたいに靴の底が離れていた...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...おちついた調度をそろえるんだな」子供は頭をかしげるが...
山本周五郎 「季節のない街」
...すぐ、その組は、先へ駈け出し、次の組が、銃口をそろえる...
吉川英治 「新書太閤記」
...塗りの水盥(みずだらい)をそろえる...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...庭先へ鄙(ひな)びた藁草履(わらぞうり)を五名分そろえる...
吉川英治 「宮本武蔵」
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