...両足をそろえると...
梅崎春生 「桜島」
...不安な面をそろえる...
海野十三 「火星兵団」
...性能のいい噴行艇をそろえるにも...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...全部そろえるんだ...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...南部金瓜はもう堂々と愛嬌(あいきょう)のある頭をそろえる...
高村光太郎 「山の秋」
...むしり取った髪の毛を丁寧(ていねい)にそろえると...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...同じ品を何反もそろえる事は到底不可能だというので遺憾ながら断念した...
寺田寅彦 「糸車」
...取次界並びに小売店が手をそろえることで...
中井正一 「図書館法と出版界」
...ひとそろいそろえると二千円かかるそうである...
永井隆 「この子を残して」
...美禰子と三四郎が戸口で本をそろえると...
夏目漱石 「三四郎」
...ちゃんとそろえることができないのなら...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...競馬開催中の午後は主要な胴元が雁首(がんくび)をそろえる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...それほど人数をそろえるわけもねえでしょう? 実は旦那がたがいらしってから...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...鹿野山(かのうざん)で顔をそろえる約束のあること...
吉川英治 「江戸三国志」
...すぐ、その組は、先へ駈け出し、次の組が、銃口をそろえる...
吉川英治 「新書太閤記」
...塗りの水盥(みずだらい)をそろえる...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...当分は別れ別れでございますね」土間へ穿物(はきもの)をそろえる時...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...その紙のそろえ方がそろえるものの随意に行なわれるということはあり勝ちであろう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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