...それ以後は大いに人物画に精進することが出来たのでした...
上村松園 「画学校時代」
...それ以後、おれの記憶が消えてしまったんだ...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...それ以後においても...
海野十三 「地球発狂事件」
...僕はそれ以後のA女の消息を全く知つてゐない...
小穴隆一 「二つの繪」
...それ以後のお歌はことごとく珠玉ならざるはなく...
太宰治 「右大臣実朝」
...それ以後再発したことはなかったのであった...
谷崎潤一郎 「鍵」
...またそれ以後のあらゆる機会に明言している...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...それ以後、常に自分の身を用心している...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」
...「今日の科学を盛るべき容器は既に希臘(ギリシァ)の昔に完成してそれ以後には何らの新しきものを加えなかった...
中谷宇吉郎 「比較科学論」
...それ以後は理否を度外に置いてもKの味方をする気になりました...
夏目漱石 「こころ」
...それ以後のことはどうも正確に思い出すことは出来ない...
久生十蘭 「魔都」
...それ以後一切厳秘に附した...
牧逸馬 「双面獣」
...またそれ以後でもしばらくの間は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それ以後、新秩序の設定はつねに何等か独裁的な形をとらざるを得なかった...
三木清 「人生論ノート」
...それ以後のことである...
柳田国男 「故郷七十年」
...それ以後だけに国家があるというようにいうことはできない...
矢部貞治 「政治学入門」
...それ以後二人は文通もなく...
横光利一 「旅愁」
...だからそれ以後、尊氏の胸をおびた者が、どんな慰撫(いぶ)をこもごも持って行っても「なにが和談だ!」と、あたまから受けつけもしないのだった...
吉川英治 「私本太平記」
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