...それ以後の私共の生活に対する批難になったのではないかという疑問を一つ持っています...
伊藤野枝 「ある男の堕落」
...馬琴はそれ以後『八犬伝』の巻を重ねていよいよ文名を高くし...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...子供はそれ以後「何だつて花には香気(にほひ)があるのだらう...
薄田泣菫 「茶話」
...それ以後の「源氏」「栄華」等から...
高群逸枝 「女性史研究の立場から」
...それ以後のことはよく分らない...
谷崎潤一郎 「鍵」
...それ以後ずっと意識がハッキリしつづけていたわけではない...
谷崎潤一郎 「鍵」
...それ以後意識的に自由主義思想が高揚したのを吾々は見ないのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...それまでは、将校の採用については、貴族から、命令することもあったが、それ以後は、君主のみが命令することに定められた...
蜷川新 「天皇」
...それ以後の肝心な経過についてはほとんど何ら記されてない...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...父がそれ以後めっきりと元気がなくなり...
火野葦平 「花と龍」
...それ以後今日では大分カナ書き科名が普及し来っている...
牧野富太郎 「植物記」
...それ以後は如何なる場合にもズルはやらなかつた...
正岡子規 「墨汁一滴」
...それ以後のものにも...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...それ以後に外国から医術を学んで帰った鳩野宗巴がいるし...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...それ以後時々源氏は通って行った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...――それ以後はしぜんと遠ざかり...
山本周五郎 「契りきぬ」
...それ以後の正成と俊基との交渉などは...
吉川英治 「私本太平記」
...それ以後にはまた...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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