例文・使い方一覧でみる「そばめ」の意味
スポンサーリンク...」丸太棒を抜いて取り、引きそばめて、石段を睨上（ねめあ）げたのは言うまでもない... 
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...「なれども只今申し上げましたのはいずれもお側女（そばめ）の方々ばかり...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...お側女（そばめ）なんだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そのかげにちらつく眼をそばめた母の顔が意地の悪い冷いものに思われるのだった...
矢田津世子 「父」
...「誰だ」と彼は眼をそばめた...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...栄二は眼をそばめた...
山本周五郎 「さぶ」
...南の海っぱたで会ったもっこ部屋の者だ」こぶは眼をそばめて栄二を睨（にら）んだ...
山本周五郎 「さぶ」
...こんなところへでしゃばって来たんだ」「おれにも覚えがあるからさ」こぶはまた眼をそばめた...
山本周五郎 「さぶ」
...側女（そばめ）とか庶子などに道徳的な責任を感じなくても異例ではなかった...
山本周五郎 「新潮記」
...「彼のそばめだと思うか」――それがはっきり致しません...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...刺客に襲われた」七十郎は眼をそばめた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...おれは一ノ関と刺違えて死ぬつもりだ」七十郎は眼をそばめた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...お秀の方と側女（そばめ）までが一斉に頭を下げた...
夢野久作 「名君忠之」
...いまでこそ荒木村重のお側女（そばめ）として...
吉川英治 「黒田如水」
...袁紹が生前に寵愛していた五人の側女（そばめ）を...
吉川英治 「三国志」
...人々は肩をそばめあった...
吉川英治 「私本太平記」
...おいっ」「はい……」側女（そばめ）の一人が答えると...
吉川英治 「親鸞」
...そして側女（そばめ）が出した杯を引ったくるように取った...
吉川英治 「親鸞」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？