...その節のおんありさまのはしたなさ...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...終始(しゅうし)その節を変ぜざりし人にして...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...この年になつてもいまだにその節まわしが耳に残つているところをみると人間の記憶力の気まぐれな選択作用に驚かされる...
伊丹万作 「私の活動写真傍観史」
...その節(?)にはご愛用のほどを願っておこう...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...佗しいから東京に出たいがその節はよろしく頼むこと...
梅崎春生 「狂い凧」
...御懸物はその節あらためて拝見いたすでござりましょう...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...或(ある)論者は今なほチョボの文句の甚(はなはだ)拙劣にしてしかもまた無用の説明に過ぎざることを説けどもこは徒(いたずら)にその辞句のみを見て三絃の合(あい)ノ手(て)とその節廻(ふしまわし)を度外に置きたるがためのみ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...「その節は失礼」南条もまた同じようなことを言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただしその節は前もってちょっと御通知を願います...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...何だかその節の中には...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...その節彼(かれ)はこの青年に向かって...
新渡戸稲造 「自警録」
...その節藏の係をして居た拙者が役目の落度で長の暇(いとま)と相成り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この細長い部は春より夏にかけて段々長く生長しその節と節との間...
牧野富太郎 「植物記」
...女王が作らせたままになっている極楽の曼陀羅(まんだら)をその節に供養すればいいことと思う...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...(c)ただその節制を説くだけで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...物売りに来た旅商人(あきんど)だな』『その節は御無礼』『よい敵...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...花田橋のときは、そなたが待ったこたびは、わたしがそなたを待とうひと足先に、大津へ出、瀬田の唐橋に牛をつないでいるくさぐさの話、その節彼は、そう書いた自分の文言を詩のように、口のうちで幾たびも暗誦し、さて――くさぐさの話のたねまで今から胸に描いている...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その節一切お話し下さるはずでした...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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