...春・夏・秋・冬ぜんぶにあたるのだ...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「年とったカシワの木のさいごの夢」
...そのぜんぶの入り口から...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...そしてそばには膳部(ぜんぶ)がならび...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...御膳部(ごぜんぶ)も出(で)ました...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...それでは、もしこの氷冠の氷が、ぜんぶ融けたら、グリーンランドは、周辺だけが環になって残り、内部は浅瀬になってしまいそうである...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...三百三十三匹をぜんぶ取りのけるまで...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...彼のまわりの空間をぜんぶ占めていた...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...豪華な衣装がぜんぶ隠れた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...(二)山(やま)を愛(あい)せよ以上(いじよう)のわけで一國(いつこく)の山(やま)全部(ぜんぶ)が青々(あを/\)としてゐる間(あひだ)はその國(くに)は盛(さか)んになるのですが...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...炊事も洗濯もぜんぶお杉がやるんです...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...十七軒ある娼家をぜんぶ診てまわった...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...その襖をぜんぶ張り替えるため...
山本周五郎 「さぶ」
...門人はぜんぶで八十七人いたが...
山本周五郎 「花も刀も」
...御一家ぜんぶ御焼死なさいましたようで――」若侍はあっと口をあけた...
山本周五郎 「風流太平記」
...――一家ぜんぶ焼死...
山本周五郎 「風流太平記」
...こんどは五六人いる相客のぜんぶが...
山本周五郎 「風流太平記」
...三人がぜんぶ死ぬとも思えないが...
山本周五郎 「風流太平記」
...五十余戸ぜんぶが立退きを命ぜられた...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
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