例文・使い方一覧でみる「せせこましい」の意味


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...その又せせこましい軒先には...   その又せせこましい軒先にはの読み方
芥川龍之介 「上海游記」

...せせこましいなりに賑かな往来である...   せせこましいなりに賑かな往来であるの読み方
芥川龍之介 「本所両国」

...しかし今僕等の歩いているのは有田ドラックや愛聖館の並んだせせこましいなりににぎやかな往来である...   しかし今僕等の歩いているのは有田ドラックや愛聖館の並んだせせこましいなりににぎやかな往来であるの読み方
芥川龍之介 「本所両国」

...そちらから御覧(ごらん)になったら私達(わたくしたち)の住(す)む世界(せかい)は甚(はなは)だたよりのないように見(み)えるかも知(し)れませぬが、こちらから現世(げんせ)を振(ふ)りかえると、それは暗(くら)い、せせこましい、空虚(うつろ)な世界(せかい)――何(ど)う思(おも)い直(なお)して見(み)ても、今更(いまさら)それを物語(ものがた)ろうという気分(きぶん)にはなり兼(か)ねます...   そちらから御覧になったら私達の住む世界は甚だたよりのないように見えるかも知れませぬが、こちらから現世を振りかえると、それは暗い、せせこましい、空虚な世界――何う思い直して見ても、今更それを物語ろうという気分にはなり兼ねますの読み方
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」

...日本人はどうして恁(か)うせせこましい...   日本人はどうして恁うせせこましいの読み方
石川啄木 「雪中行」

...道をゆくにも内地の都会風なせせこましい歩きぶりをしない...   道をゆくにも内地の都会風なせせこましい歩きぶりをしないの読み方
石川啄木 「初めて見たる小樽」

...せせこましい長屋町に入りこんだ...   せせこましい長屋町に入りこんだの読み方
海野十三 「爆薬の花籠」

...せせこましい川べりの斜面(しゃめん)に段を築き...   せせこましい川べりの斜面に段を築きの読み方
谷崎潤一郎 「吉野葛」

...聴講資格のせせこましい制定を撤廃したいという意見らしい...   聴講資格のせせこましい制定を撤廃したいという意見らしいの読み方
寺田寅彦 「アインシュタインの教育観」

...このせせこましいうちに...   このせせこましいうちにの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...津田の知っている清子はけっしてせせこましい女でなかった...   津田の知っている清子はけっしてせせこましい女でなかったの読み方
夏目漱石 「明暗」

...窮屈なる碁石の運命はせせこましい人間の性質を代表していると云っても差支(さしつか)えない...   窮屈なる碁石の運命はせせこましい人間の性質を代表していると云っても差支えないの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...あの広々した野を見ると、せせこましい、感情にのみ囚(とら)われている自分から解きほどかれて、自由な、伸々(のびのび)した、空飛ぶ鳥のような勇躍をおぼえました...   あの広々した野を見ると、せせこましい、感情にのみ囚われている自分から解きほどかれて、自由な、伸々した、空飛ぶ鳥のような勇躍をおぼえましたの読み方
長谷川時雨 「平塚明子(らいてう)」

...彼は、国者(くにもの)という、――何という哀れな、せせこましい、けちくさいことだろう、――理由で、船長のところへ、日ごろの寵(ちょう)を恃(たの)んで出かけて行った...   彼は、国者という、――何という哀れな、せせこましい、けちくさいことだろう、――理由で、船長のところへ、日ごろの寵を恃んで出かけて行ったの読み方
葉山嘉樹 「海に生くる人々」

...カラリと四囲(あたり)の空気は変ってせせこましい...   カラリと四囲の空気は変ってせせこましいの読み方
水上滝太郎 「山の手の子」

...絶えずせせこましい気持になって居るお君には...   絶えずせせこましい気持になって居るお君にはの読み方
宮本百合子 「栄蔵の死」

...せせこましい湯の町は別府湾の海岸線を探さなければ見つからないほど...   せせこましい湯の町は別府湾の海岸線を探さなければ見つからないほどの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

...別府をせせこましいといったが...   別府をせせこましいといったがの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

「せせこましい」の書き方・書き順

いろんなフォントで「せせこましい」

「せせこましい」の英語の意味


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