...そのおかげでずんずんと進んでゆきました...
石原純 「メンデレーエフ」
...一方では量子力学の理論がずんずんと進んで来ましたし...
石原純 「ロード・ラザフォード」
...ずんずんずんと沈んでな...
泉鏡花 「歌行燈」
...流れるようにずんずんと後へ走っていった...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...ずんずんと歩いて...
海野十三 「大使館の始末機関」
...博士は聖者アクチニオ四十五世について城壁の上をずんずんと歩いていくうちに...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...股引の両外側に太く消防のしるしの赤線が縦にずんと引かれてゐました...
太宰治 「津軽」
...それよりはずんと高尚で且つ古いものじゃ」平野老人はこう言いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...なおずんずんと進んで行くうちに...
中里介山 「大菩薩峠」
...ずんずんと後家さんより先に立って木立の中深く進んで行くものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...乗物はずんずんと離れて進んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...ずんと奥深く考えて見る必要があると思います――」一行はなお黙々としてこの胆汁質のいう処を聞き流して蟻のように上って行くうち...
中里介山 「山道」
...夫(そ)れよりもずんと好(よ)いはお前(まへ)の隣(となり)に据(すわ)つてお出(いで)なさるのなれど...
樋口一葉 「たけくらべ」
...その教えの通りに猶(なお)ずんずんと北に向って進んで行きますと...
夢野久作 「白髪小僧」
...横合からずんと繰りだした笹穂の槍尖(やりさき)が...
吉川英治 「剣難女難」
...ずんと後陣でしたから...
吉川英治 「私本太平記」
...ずんと佳(よ)い...
吉川英治 「私本太平記」
...居士はずんずんとさきの話をいいつづけていて...
吉川英治 「神州天馬侠」
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