...こちらで最初(さいしょ)置(お)かれた境涯(きょうがい)は随分(ずいぶん)みじめなもののようでございました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...「あ、あの堤防だ、橋番の奴、すぐそこのような事をいったが、ずいぶんあるね...
伊藤野枝 「転機」
...ずいぶん先きの先きの話で...
魯迅 井上紅梅訳 「孔乙己」
...ずいぶん心身を疲らせているようだから...
海野十三 「宇宙戦隊」
...ずいぶんすごいところだなあ...
海野十三 「三十年後の世界」
...そうしてずいぶん遠く下流にまでやって来る様子で...
太宰治 「黄村先生言行録」
...ずいぶん事情もちがいますから...
太宰治 「新ハムレット」
...この一つだけでもずいぶんひどい罰ですからね...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ずいぶん変った言い草であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...お前もずいぶん珍しいことじゃないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...ずいぶんひどいものを食べていたわけである...
中谷宇吉郎 「若き日の思い出」
...ずいぶん焼けました...
林芙美子 「お父さん」
...ずいぶん元気が出るんです...
久生十蘭 「キャラコさん」
...ずいぶん楽しそうだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...ずいぶん古くからあった様ですが...
柳田國男 「日本の伝説」
...ずいぶん怖かったわ...
夢野久作 「少女地獄」
...出雲(いずも)まででも日数はずいぶんかかる...
吉川英治 「私本太平記」
...佐々木さんですか」「君の私本太平記ではずいぶんぼくをいろんなことにつかったね」道誉氏は微笑している...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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