...冬作も夏作もすばらしくできたものです...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...自動車王はすばらしく大袈裟なその工場を案内して見せたが...
薄田泣菫 「茶話」
...丸ビルは建った当時はすばらしく大きな洋式な建物が東京駅前に建ったという感じがした...
高浜虚子 「丸の内」
...そこにはすばらしく大きな汽缶車がもくもくと黒い煙をはいているのを見かけました...
竹久夢二 「玩具の汽缶車」
...病気してすばらしく女っぷりがあがったね...
徳田秋声 「縮図」
...すばらしく立派なものであるならばとにかく...
豊島与志雄 「今日の条件」
...麦の茎や葉の成長はすばらしくよかったが...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...これはかれのすばらしく成功した一つの表現だ...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...その店の焼芋はすばらしく大きかったので...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...いつかそれを使ってすばらしく着飾ってやろう...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...珍しい毛皮のすばらしく贅沢(ぜいたく)な外套を足の下から取り上げながら...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...すばらしく大きな瘤が膨れ出てもよいのだ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その車をすばらしく大きな駝鳥にひかせ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...すばらしく空想的な計画好きな男があったらしく...
柳田国男 「故郷七十年」
...すばらしく大きな古い麦藁(むぎわら)帽子をかぶって身動きもせずにじっと遠く沖のかなたを見戍(みまも)っていた...
山本周五郎 「麦藁帽子」
...馬の鈴までがすばらしくりんりんと今朝はよく鳴るのだ...
吉川英治 「鬼」
...議事堂の日の丸ばかりはすばらしく威勢がいゝ...
吉川英治 「折々の記」
...蛾次郎はすばらしくこうふんしてしまった...
吉川英治 「神州天馬侠」
便利!手書き漢字入力検索