...さうして此後(このご)も大凡(おほよ)そこんな状勢(じやうせい)で進(すゝ)むからして從(したがつ)て少(すくな)くも是迄(これまで)彌(いや)が上(うへ)に殖(ふ)えて來(き)た國債(こくさい)の總額(そうがく)を殖(ふや)さずに濟(す)まし得(う)る次第(しだい)である...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...すくなからず驚いた...
海野十三 「深夜の市長」
...すくなくとも、アントニイはそう思った...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...牛乳を匙(さじ)で掬(すく)っては赤ちゃんに飲ましておられますの...
谷崎潤一郎 「細雪」
...青い細い茎が雨の脚のように一面にすくすくと群生しているのがちょっと奇異な見物(みもの)なので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...あなたを見ては皆さんくすくす笑ったり肩をすくめたりなさるのですもの...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...寒さに首をすくめる...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...光る車臺にゐすくまる敵は恐怖に氣は滅入り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...綺麗に掃除をした山がかりの庭の見えすく門のある料理屋などが幾軒となくあった...
徳田秋声 「黴」
...あるいは私産(しさん)を破壊(はかい)して共同主義を唱えたりしやすくなり...
新渡戸稲造 「自警録」
...時次郎の心はすくむ...
火野葦平 「花と龍」
...その度に彼は身がすくんだ...
牧野信一 「渚」
...屈(かが)んで泉(いずみ)の水をすくい...
宮沢賢治 「雁の童子」
...比較的たやすく世論調査の便宜をそなえている...
宮本百合子 「現代史の蝶つがい」
...すくなくともこの事件が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...いちめん、水銀をなすッたような果てへ向って、畑の土をカッ飛ばしながら無二無三に逃げてゆく道中師の伊兵衛の姿――やがてまた、それを追っかけてゆく目明しの釘勘と、徳川万太郎の影が――見ているうちに、遠くなり、小さくなり、うすくなって、果ては、その夜霞(よがすみ)の底に、江戸川の流れと関口の人家の燈(ひ)が、チラ、チラと見えるほか、何物もなく何らの音もない、真に寂(せき)としたおぼろおぼろの夜と帰しました...
吉川英治 「江戸三国志」
...大将軍の首を持ってくることまるで木に登って桃をとるよりたやすくいたします...
吉川英治 「三国志」
...ふたりの剣士にもすくなからぬ助力を得ている旨が追記してあり...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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