...美しい若衆(わかしゅ)の御姿(おんすがた)でござる...
芥川龍之介 「じゅりあの・吉助」
...その時(とき)はモー天狗(てんぐ)さんの姿(すがた)が頂辺(てっぺん)の枝(えだ)の茂(しげ)みの中(なか)に隠(かく)れて了(しま)って...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...竹を削って大桝形(おおますがた)に組みながら...
泉鏡花 「怨霊借用」
...姿(すがた)がみえない人間(にんげん)がいるなんて...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...骸骨すがたの博士が...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...その一人はお銀様もよく知っている駒井能登守の像(すがた)でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...自然の純粋のすがたこそ尊い...
中村清太郎 「山岳浄土」
...左手に金剛鈴(こんごうれい)を執った慈悲の御姿(みすがた)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...山の奥から街の中へ流れて行くまでの河のすがたが目にみえるようです...
林芙美子 「お父さん」
...すがたをけしたことからはじまりました...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...いま申しおいた頼みを」官兵衛のすがたは...
吉川英治 「黒田如水」
...あれよ、あれよ、とばかり満座みな怪しみうろたえている間に、左慈のすがたは、いつのまにか消えていた...
吉川英治 「三国志」
...十兵衛と弥平治のすがたは...
吉川英治 「新書太閤記」
...群雄(ぐんゆう)の割拠(かっきょ)の相(すがた)だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...刺繍(ぬい)の枕にふて寝のすがただ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...黒の素袍姿(すおうすがた)が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...老入道清盛の苦悶苦闘のすがたが主題になってくる...
吉川英治 「随筆 新平家」
...すがたは皆うすめり」といわれる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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