...顔やすがたがうつくしいことでも...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...すがたを消してしまったのです...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...すがたを消してしまいました...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...一と口挨拶(あいさつ)をした後は黙って座(すわ)っているその顔容(かおかたち)から姿態(すがた)をややしばらくじいっと瞻(みまも)っていたが柳沢がどうもせぬ前とどこにも変ったところは見えない...
近松秋江 「うつり香」
...新開(しんかい)の町村に芸者屋町を許可するは土地繁昌を促すがためといへり...
永井荷風 「桑中喜語」
...勘次(かんじ)はひつそりとした家(いへ)のなかに直(すぐ)に蒲團(ふとん)へくるまつて居(ゐ)るお品(しな)の姿(すがた)を見(み)た...
長塚節 「土」
...與吉(よきち)はおつぎの姿(すがた)が見(み)えないので頻(しき)りに喚(よ)んだ...
長塚節 「土」
...突然三千代(みちよ)の姿(すがた)が浮(うか)んだ...
夏目漱石 「それから」
...喜三郎のすがたは...
久生十蘭 「ひどい煙」
...高倉どののことは自分どもの明日のすがたでありました...
本庄陸男 「石狩川」
...菩提(ぼだい)の相(すがた)であり...
吉川英治 「大岡越前」
...ひらいた相(すがた)が上品でも...
吉川英治 「銀河まつり」
...そうお思いになりません?」「死ねばたれもおなじ相(すがた)になるのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...彼のすがたを見るなり早口に...
吉川英治 「新書太閤記」
...どッと秀政のすがたの下へ寄って来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...紫陽花の君のすがたを...
吉川英治 「平の将門」
...彼女のすがたを見ると...
吉川英治 「宮本武蔵」
...逃がしてなろうか?顔、すがた、頭巾まで、花世に瓜(うり)ふたつなこの怪女性こそ、あらゆる謎を解く魔術師の銀の鍵(かぎ)だ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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