...地駄太(じだんだ)踏んで憤慨したが...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...どすんどすんとじだんだをふんでくやしがりました...
海野十三 「怪塔王」
...じだんだ踏んで泣き叫んでいる小怪物と...
江戸川乱歩 「江川蘭子」
...地鞴踏(じだんだふ)んで...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...「エステル!」と噛(か)みつかんばかりの声を出して、じだんだ踏んだ...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...じだんだ踏んで口惜(くや)しそうに...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...地団駄(じだんだ)を踏みながら...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...じだんだふんで泣きたい...
永井隆 「この子を残して」
...その声の起った自分の耳朶(みみたぶ)を掻(か)きむしって地団駄(じだんだ)を踏みました...
中里介山 「大菩薩峠」
...地団駄(じだんだ)を踏みました...
中里介山 「大菩薩峠」
...米友が思わずじだんだを踏んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...じだんだを五たびも六たびも踏みましたけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...「こいつはしまった」平次は天井裏で地蹈鞴(じだんだ)を踏むばかりです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三度目にじだんだをふんだときに...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...暴あらしくじだんだを踏む音が聞えた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...地団太(じだんだ)を踏んでいた小樽タイムス社と...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...内からかたく閉(し)められてじだんだ踏(ふ)んだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...有村の明察(めいさつ)をあやまらせた」じだんだ踏んで口惜しがった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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