...もうすこし直すこともできるでしょう...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...私の物語に鋳造し直すつもりでゐた...
太宰治 「お伽草紙」
...この二律背反乃至逆説の論理的意味を検討し直すことによって...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...自然科学を新しく建設し直すべき動機が...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...根柢から理解し直す必要があるだろう...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...又はそこから出発し直すのであったかを知らないが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...明日けい古し直すことに決定...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...明日の出来を見て稽古し直すと発表する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...もう一度追跡し直すぞ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...規定すること若くは規定し直すことは...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...もういちど計算し直すというのが役割であった...
山本周五郎 「思い違い物語」
...うん」と蝶太夫は思案し直すように呟いた...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...入門してみっちり修行し直すのもいい...
山本周五郎 「花も刀も」
...もう一度あらためて認識し直すことだ...
横光利一 「旅愁」
...――人生は一番勝負の將棋の如し さし直す與はず 菊池寛――とある...
吉川英治 「折々の記」
...さし直す與はず――なんていふのも...
吉川英治 「折々の記」
...世人に示し直す日を待っていたのだ」「いつも...
吉川英治 「新書太閤記」
...「なんじゃ!」「では、お上の調書はすべて信じられぬ、作り物であると、仰せられますか」「おまえ何じゃ?」「はっ」と、羅門は、老人の威圧に押されて、「お忘れでござりますか、以前、どこかで、お目にかかっておりますが」「ウム」と、老人は思い出したように、「上方(かみがた)の羅門――殿だったな」「そうです」「これや、しばらくじゃった」「いつも、お健(すこ)やかで」と、慇懃(いんぎん)に、会釈をし直すと、「長命のわずらいじゃ」と、老人は嗟嘆(さたん)した...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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