...」「しんぼう できるか?」「どんな しんぼうでも いたします...
五十公野清一 「一休さん」
...君の辛抱(しんぼう)づよいこと...
海野十三 「海底都市」
...もう辛抱(しんぼう)がし切れなかった...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...あすの午前までのしんぼうです...
江戸川乱歩 「影男」
...三十分あまりしんぼうしてみはっていますと...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...どんなに堪(た)え難(がた)い辛抱(しんぼう)をし通して来たか...
江戸川乱歩 「疑惑」
...そこを辛抱(しんぼう)すると...
夏目漱石 「草枕」
...「私はとうとう辛防(しんぼう)し切れなくなって...
夏目漱石 「こころ」
...よっぽど辛防(しんぼう)強い朴念仁(ぼくねんじん)がなるんだろう...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...もう少しの辛防(しんぼう)です」これよりほかに云いようのなかった医者は...
夏目漱石 「明暗」
...辛防(しんぼう)が肝心(かんじん)だと思って左右交(かわ)る交(がわ)るに動かしたがやはり依然として歯は餅の中にぶら下っている...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...どうか御辛防(ごしんぼう)を願います」寒月君は力学と云う語を聞いてまたにやにやする...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...もう少し食事をしんぼうして下さい...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...私(わたし)は何(ど)んな愁(つ)らき事(こと)ありとも必(かな)らず辛抱(しんぼう)しとげて一人前(にんまへ)の男(をとこ)になり...
樋口一葉 「にごりえ」
...それではいまおまえに感心されたようなしんぼう力は出なかったろう...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...そして、ほとんどひとことも言わずに、じっと、しんぼうして、年よりの話を聞いていました...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...御辛棒(ごしんぼう)下さいませんか……ハラショ……...
夢野久作 「死後の恋」
...聖信房湛空(しょうしんぼうたんくう)は...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??