...とうてい昼の日なかに出くわすようなしろものではなかった...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...じつに、やっかいな、しろものです...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...思い出させては赤面させる代物(しろもの)らしいのである...
太宰治 「喝采」
...日本美人や活動によく出てくる聖林(ハリウッド)あたりの亜米利加(アメリカ)美人に優る代物(しろもの)が黒サンの国に見出されようとは考えられぬことであった...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...この町というのは一体どんな代物(しろもの)なんだろうと考えた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...だれ彼の用捨なく地面(じべた)に振り落とすという代物(しろもの)です...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「いい代物(しろもの)だ!」それから突然彼は叫んだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...兄(けい)たり難い代物(しろもの)ですが...
中里介山 「大菩薩峠」
...きまりの悪い顔を見せるような代物(しろもの)とは代物が違うんだが……第一あの男の気性として...
中里介山 「大菩薩峠」
...眼前にわだかまっている代物(しろもの)を見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...訓練の欠けた代物(しろもの)ではあるけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...上着が空色の熨斗目(のしめ)で日暮方という代物(しろもの)...
中里介山 「大菩薩峠」
...鍋の尻を引っ掻くより外に役に立たない代物(しろもの)だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...念入りに拵へた金蒔繪(きんまきゑ)の代物(しろもの)だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...清次郎の死骸の後ろ首に打ち身を拵へたしろものでせう」「いや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...叫ぶ)今出たばかりの三州屋早刷り瓦版!(チョットろのあがきを小さくして立停った風になり)版でおこした墨がまだ乾き上がっていねえと言うしろものだ! 一枚三文...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...鳥渡(ちょっと)据えるところに難しいしろものである...
室生犀星 「庭をつくる人」
...江漢先生の裏を掻くほどの代物(しろもの)じゃ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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