...*ゆふぐれのかげのなかをあるいてゆくしめやかなこひびとよ...
大手拓次 「藍色の蟇」
...沖のくらきに漁火も見えず、惡魔の襲ひ來るばかりに凄き暗風、面を吹いて、氣持よからざるに、三年前に一見のなじみありし風光を、雨戸の外に閑却して、一浴し來れば、洋燈の光明に、隣席のつれこみのさゝめごと、しめやかなり...
大町桂月 「水戸觀梅」
...しかしさすがにどこかしめやかなところがある...
種田山頭火 「行乞記」
......
種田山頭火 「其中日記」
...今日も雨、しめやかな日...
種田山頭火 「其中日記」
...しめやかな日だつた...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「旅日記」
...ただようやく聞取れるか聞取れぬほどのしめやかな私語の声であった...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...しめやかな爪弾(つまび)きの音などが旅客の哀愁をそそった...
徳田秋声 「黴」
...かなりしめやかな歓楽の温泉の町を...
中里介山 「大菩薩峠」
...それがかえって、しめやかな夜を、一層静かなものにし、時々海の彼方(かなた)でほえるような声が遠音に聞える...
中里介山 「大菩薩峠」
......
萩原朔太郎 「青猫」
...しめやかな音樂のめろぢいのやうなものだ...
萩原朔太郎 「宿命」
...あはれにしめやかな この深夜のふけてゆく思ひに心をかたむけわたしの心は垣根にもたれて横笛を吹きすさぶああ このいろいろの物のかくされた祕密の生活かぎりなく美しい影と 不思議なすがたの重なりあふところの世界月光の中にうかびいづる羊齒(しだ)わらび 松の木の枝なめくぢ へび とかげ の不氣味な生活...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...仄かな草の匂ひやしめやかな木立の薫りや眼には見えない虫の気配のある中を静かに樹蔭を歩いてゆくと時どきあちらにもこちらにも噴水が見えて...
三好達治 「測量船拾遺」
...しめやかな源氏の衣服の香の座敷に残っていることすらを宮は情けなくお思いになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...様子にしめやかな艶(えん)なところがあって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...しめやかな早春の夕べの空の見える所に宮は出ておいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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